2015年5月29日07時15分
蒸気機関車(SL)の運転で知られ、2013年度まで3期連続で純損益が赤字となっている静岡県の大井川鉄道(本社・静岡県島田市、伊藤秀生社長)が、官民出資のファンド「地域経済活性化支援機構」(東京)に経営再建に向けた支援を申請することが28日、複数の関係者の話で分かった。
大井川鉄道は名古屋鉄道(名古屋市)が大株主で、今後は新たに大井川鉄道の経営を支援する企業が中心となって再建に取り組むとみられる。
SL列車で観光客を集めている大井川鉄道は昨年、英国の人気アニメの主人公に扮したSL「きかんしゃトーマス」号を初めて運行。14年度の決算は大幅に改善する見通し。
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