てつ男とカー子の旅日記ときどきバレーボール

乗り鉄の夫とドライブ好きな妻の旅の記録。鉄道の旅+レンタカーで日本を色々まわってみたいと思ってます。時々読んだ小説や好きなバレーボールのことも。拍手やコメント待ってます。
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杉浦日向子『百日紅』

アニメ映画化され、上映が開始されたということで、
本屋さんで平積みになっていた。

「江戸好き」としては
食指が動く。
さっそく上巻を買って読んでみた。

北斎の娘、お栄を主人公に
江戸の街におこる不思議な出来事や
人々に日常におこるちょっとした事件を扱っている。

最初のうち、正直読みづらかった。
「行間を読む」と同じように
「コマ間を読む」という言葉があるとすれば、
どうもこちらの読解力がないのか、
「コマ間」が読めない。
特に各巻の落ちの意味がう~~~~ん?

よけいな説明や文字はいらないとばかりに
絵だけで
お後は、読者の想像でってことなのか・・・・・

でも、
登場人物達は北斎を初め
結構味があるし、江戸の庶民の暮らしぶりがわかるから
ついつい読み進めてしまう。

で、結局下巻も買って読むことに。
北斎、お栄、居候の善次郎の暮らしぶりに
いよいよ引き込まれる。
不思議な作品だ。

映画ではどうなっているのだろう。
説明はくわわっているのだろうか。
少々気になる。

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