韓国企業のモバイル用DRAMシェア 75%で過去最高

【ソウル聯合ニュース】1~3月期のモバイル向け半導体DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)市場で韓国メーカーのシェアが75%を超え、過去最高となった。

 半導体関連情報サイトのDRAMエクスチェンジは27日までに、2015年1~3月期のモバイルDRAM市場シェア(売上高基準)の順位を集計した。韓国のサムスン電子(52.1%)とSKハイニックス(22.9%)が1、2位を占め、マイクロン・テクノロジー(米国、22.6%)、南亜科技(台湾、1.4%)、ウィンボンド・エレクトロニクス(台湾、0.9%)と続いた。サムスンの売上高は18億6300万ドル(約2292億円)で昨年10~12月期と比べ11.9%増加した。

 寡占状態のモバイルDRAM市場における韓国、米国、台湾以外のメーカーを除いた国・地域別シェアでは韓国が75.1%を記録。米国(22.6%)、台湾(2.3%)に圧倒的な差をつけた。

 韓国メーカーのシェアは昨年10~12月期の74.1%より1.0ポイント拡大した。

 DRAM市場全体では、モバイル向けが占める割合が29.8%となった。

 パソコン用DRAMの価格は急落したものの、モバイル向けは相対的に安定していた。

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