【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は27日、中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)感染患者を診療した50代の医師の感染を確認したと発表した。韓国でMERS感染が確認されるのは5人目で、医療関係者では初めて。
この医師が17日に病院で診療した患者は数日後に韓国初のMERS感染者と確認され、医師も22日から自宅隔離となった。25日から発熱や下痢などの症状が見られたため検査したところ、陽性と判明した。
最初に感染が確認された患者以外は、いずれも二次感染だ。
MERSは2012年にサウジアラビアで初めて確認された新型ウイルス。