朴大統領 来月14日訪米=首脳会談で対北朝鮮政策など協議

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は6月14~18日、米国を訪問する。16日にワシントンでオバマ大統領と首脳会談を行い、北朝鮮の核問題など朝鮮半島情勢や同盟強化などについて協議する。韓国青瓦台(大統領府)が27日発表した。

 青瓦台は朴大統領の訪米について、「同盟強化に向けたこれまでの成果を踏まえ、朝鮮半島や北東アジアの情勢変化、国際社会の課題に能動的に対応していくための韓米同盟の役割と重要性を再確認する契機になると期待する」と説明した。

 朴大統領の公式訪米は就任後2回目で、オバマ大統領との会談は4回目となる。青瓦台によると、会談では政務・経済などでの協力、東アジアや世界情勢、対北朝鮮政策、北東アジア諸国の協力、保健、エネルギー、気候変動、開発協力、サイバー、宇宙分野でのグローバルパートナーシップ拡大など、相互の関心事について意見を交換する見通し。歴史認識などで冷え込みが続く韓日関係や米国が主導する環太平洋連携協定(TPP)への韓国の参加問題などについても議論するとみられる。

 朴大統領は17~18日はテキサス州ヒューストンと訪問し、19日に帰国する。

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