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~'12年7月の記録~ 栄養療法クリニックでの受診を半年受けてきましたが、 栄養素やサプリについていろいろ調べたり、自分の身体で感じてきたことも合わせ、 今後はクリニック指導に頼ることなく、自分なりの栄養療法を続けていこうかな、そう思っています。 ただ、客観的に自分の状態を見るために、通常の血液検査の結果は今後も利用していこうということで、「一般の病院の血液検査でも分かる栄養状態」について、自分のメモ的にまとめてみました。 *下記の理想値は、あくまでも栄養療法(分子栄養学・オーソモレキュラー)からみた数値です。一般の考え方とは異なりますのでご注意ください 【たんぱく質が足りているか見る項目】 ●総蛋白/TP(基準値…6.7~8.3g/dℓ) 理想値は7.5~。7を切っていたら絶対的に足りないと思ってよい。 ●アルブミン/ALB(基準値…3.8~5.3g/dℓ) 理想値は4.5。 ●γ-GPT/γGT(基準値…男80、女30IU/ℓ以下) 1桁~10台だとたんぱく質不足。 ●尿素窒素/BUN(基準値…8.0~20.0mg/dℓ) 1桁~10台前半だとたんぱく質不足。理想値15~20前後 ●尿酸/UA(基準値…男3.8~7.0、女2.5~7.0mg/dℓ) 理想値4~6。少ないとたんぱく質、ビタミンB不足。抗酸化アプローチも必要。 【ビタミンBが足りているか見る項目】 ●GOT/AST(基準値・・・10~40IU/ℓ) 理想値23(20~25) ●GPT/ALT(基準値・・・5~45IU/ℓ) 理想値21(20~25) GOT・GPTが10台だとビタミンB不足。 GOTとGPTに開きがあるとB6不足(GOT-GPT=2が理想)。 ●MCV(基準値・・・85~102fL) 100未満がよい。理想値90~93。高いと胃粘膜障害、葉酸・B12欠乏疑い。 ●乳酸脱水素酵素(LDH)/LD(基準値・・・120~240IU/ℓ) 200台前半で疲れやすく140未満でナイアシン欠乏が深刻。 *たんぱく質の栄養を身体に取り入れるにはビタミンB群が必須。両方一緒に摂る必要があります。 【鉄分が足りているか見る項目】 ●MCV(基準値・・・85~102fL) 理想値90~93 ●MCH(基準値・・・28.0~34.0pg) 理想値30~33 ●MCHC(基準値・・・30.2~35.1%) 理想値31~34 ●赤血球数/RBC(基準値・・・430~570、女380~500) 理想値は不明ですが、私は417でも低めと判定されました。 ●ヘモグロビン/HGB(基準値・・・男13.5~17.5、女11.5~15.0g/dℓ) 理想値は13以上 ●フェリチン ☆注 (基準値・・・5.0~177.6ng/mℓ) 80以下で貯蔵鉄不足とみる。他の値が正常値でもフェリチンが低いと隠れ貧血。 女性は80~150が目標。 (ただし血清鉄とフェリチン両方高値の場合、溶血性貧血・肝炎の傾向あり) 【追記】*一般的には鉄の過剰も様々な病気の原因になると問題になっています。フェリチンの至適レベルは20~80 ng/mlと言われており、80以上で有れば鉄分の過剰とする見方もあります。総合すると、60~80くらいで維持できているのが一番安心かもしれません。 【ビタミンEが足りているか見る項目】 ●間接ビリルビン/IBL ☆注 (基準値・・・0.2~1.0mg/dℓ) 理想値0.5。細胞膜の状態。高いとたんぱく質・ビタミンE欠乏。 (高値で溶血性貧血疑い) ●血清鉄/Fe (基準値・・・男50~200、女40~180μg/dℓ) 高値だと溶血性貧血などの疑いでたんぱく質・ビタミンE不足。(低値だと鉄欠乏) 理想値は不明ですが私は135で高めと判定されました。 ●網状赤血球数/レチクロ ☆注 (基準値・・・4~19%) 赤血球の産生状態。高いとたんぱく質・ビタミンE欠乏。 (高値で溶血性貧血疑い。) ☆注・・・青字については通常の検査だと項目には入っていません。「貧血ぽくて以前検査したとき基準値外だったので一応調べてほしい」とか言えば追加してくれるんじゃないかと思います。 【他】 ●総コレステロール/TC(基準値・・・120~219mg/dℓ) 理想値180~240 コレステロールは各ホルモンの材料になるので、低ければいいということではない。 年齢を重ねるほどに必要。 ●HDLコレステロール/HDL(基準値・・・男40~85、女40~95mg/dℓ) 理想値80~90台 ●LH比(LDL/HDL。自分で計算) いわゆる悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)の比率。 悪玉と呼ばれるものも身体には必要で大切なのはその比率。 理想値2.0以下(高血圧・糖尿リスクがある場合1.5以下が目標) ●中性脂肪/TG (基準値・・・30~149mg/dℓ) 30台になるといつ病気になってもおかしくない。 少ないと血糖調整異常の原因にも。 ●アルカリホスフォターゼ/ALP (基準値・・・100~325IU/ℓ) 140未満で亜鉛不足、低値でmg不足。 *体調の悪い人には亜鉛不足の人も多いと思うので「血清亜鉛」も調べられればよいのですが、おそらく保険外になると思います。亜鉛不足の症状にあてはまればほぼ間違いなく亜鉛不足なので、セルフチェックして補った方がよいかと。 【白血球像について】 これは栄養療法ではなく、自律神経免疫療法の考え方になります。 白血球の分画(ぶんかく)で自律神経のバランスをみることができます。 顆粒球が61%以上だと交感神経優位、リンパ球が42%以上だと副交感神経優位とみます。 (好中球、好酸球、好塩基球の3つを足したものが顆粒球です。) *交感神経優位の状態が長く続くと血管が収縮して血流が悪くなる。ガン・高血圧・糖尿などの原因に。 *運動不足で副交感神経優位の状態が長く続くと血管が拡張して血流が停滞。アレルギー、うつなどの原因に。 *ぜんそくやアトピーなどのアレルギー性疾患では好酸球の割合が高くなることが多い。 ●白血球数/WBC(基準値・・・3300~9000/μℓ) 理想値・・・5000~7000 ●顆粒球(好中球/NEU+好酸球/EOS+好塩基球/BASで自分で計算) 理想値・・・54~60% ●リンパ球/LYM(基準値・・・18.0~49.0%) 理想値・・・35~40% ●単球/MON(基準値・・・2.0~10.0%) 理想値5%前後 ●リンパ球実数(白血球数×リンパ球割合で自分で計算) 理想値・・・1800~2300 白血球像も、検査項目に入っていない事が多いです。興味があれば「白血球像(白血球の分画)も調べてください」とお願いすればやってくれます。保険外でも2500円くらいだと思います。 一般の病院での検査は、あくまでも病気を調べるためのものです。 これらは検査で「問題なし」と言われた場合の、自分での栄養の見方です。 また、問診の内容や医師の采配によって、保険内・保険外の判断が変わってくることがあると思いますのでご注意ください。 栄養不足を補うのは、まず第一にバランスのよい食事です。 栄養素は互いに支えあって効果をもたらすもので、単独では作用しません。 ひとつの栄養素を過剰に摂取すると別の栄養素が欠乏状態になることもありえます。 食事内容を見直して初めて、サプリ摂取も意味があるものになると思います。 いろんな食材をまんべんなく偏りなくいただきましょう。
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