記事詳細
サイバー攻撃「アノニマス」か 日本動物園水族館協会
日本動物園水族館協会(JAZA、東京)の会員用ホームページがサイバー攻撃を受け、全国の会員の電話番号などが流出していた問題で、攻撃したのは国際的ハッカー集団「アノニマス」とみられることがJAZAへの取材で分かった。
流出情報が掲載されたサイトには、水族館でイルカやシャチを展示することなどに抗議する内容につながる情報が記されていたという。
会員用ページにアクセスするにはパスワードなどが必要で、各地で開催される会議の情報や報告のほか、加盟する施設がイルカなどを入手する方法や繁殖の記録なども保管されていた。
JAZAは「再度攻撃される可能性もあったので、セキュリティーを強化した。加盟する施設に注意を呼び掛け、飼育員らのメールアドレスを変更してもらう対策などを取った」としている。