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 日本動物園水族館協会(JAZA)の会員用ホームページがサイバー攻撃を受け、飼育員の個人情報がネット上に流出していたことがわかった。JAZAは流出による二次被害はなかったとしている。

 JAZAは国内の動物園、水族館計152施設が加盟する公益社団法人。JAZAによると、今年3月に情報流出が判明し、各施設に注意喚起と対策を呼びかけた。ホームページは一時閉鎖したものの、現在は再開しており、「特に問題は起きていない」という。

 JAZAは今年4月、追い込み漁を行っている和歌山県太地町からのイルカ購入を批判され、世界動物園水族館協会(WAZA、本部・スイス)から会員資格を停止された。今月20日、追い込み漁で捕獲されたイルカの入手を会員施設に禁じることを決定し、WAZAに通知している。