JR東海道線:運転士、手しびれ運転打ち切り 熱中症か
毎日新聞 2015年05月28日 20時00分(最終更新 05月28日 20時54分)
28日午後1時5分ごろ、愛知県幸田町芦谷のJR東海道線幸田駅に停車した豊橋発岐阜行き普通電車(4両編成)の男性運転士(28)が手のしびれを訴え、運転を打ち切った。乗客は後続に乗り換えるなどして、約30人に影響した。
JR東海によると、運転士は病院へ搬送されたが、「異常なし」と診断された。運転士は25日、新快速を運転中に体調不良となり、幸田町のJR東海道線相見−幸田駅間で緊急停止した。運転士は26、27両日は休み、医師の診断などで乗務可能と判断された後、初めて乗務していた。
JR東海は25日の体調不良が熱中症だった可能性もあるとみて、例年6月1日から行う衣替えを今月27日に前倒しした。今回は運転士も半袖シャツで乗務した。【花岡洋二】