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●鹿内市長 判断先延ばし (05/28 18:58)
 青森市の鹿内市長は今月中に最終判断するとしていたJR青森駅周辺の整備計画について、来月23日以降に先延ばしすると発表した。先延ばしによって国の補助金を受けられなくなる恐れが出てきた。
 鹿内市長は臨時会見で今月中に最終判断するとしていたJR青森駅周辺の整備計画について、28日開会した市議会が閉会する来月23日まで判断を先延ばしする考えを明らかにした。
 青森市は早ければ来年度から青森駅の建て替えと駅の東西をつなぐ自由通路などを整備する事業に取りかかる予定だった。
 しかし当初見込んでいた82億円の事業費が資材の高騰などにより1.5倍の124億円に膨らむことがわかったため、鹿内市長は先月計画を2年間先送りする考えを示した。
 議会や経済界からは計画通り推進すべきという声があがっているが、鹿内市長はまたも判断を先延ばししたもの。
 先延ばししたことによって補助金を受けるために必要な国への手続きが間に合わなくなり、55億円の補助金が下りなくなる恐れが出てきた。
 最終判断を再び先延ばしした市長に対し議会からは「不信感が募る」とか、「無責任だ」といった批判が相次いだ。
 中心商店街の関係者は駅前を含むまちづくりに影響が出ると心配している。
 鹿内市長は来月23日以降に最終判断するとしているが国の補助金を受けられなくなる恐れもあり、青森駅周辺の整備が進むかどうかは不透明になってきた。
 経営不振が続くアウガについては鹿内市長は「市がフロアを借りることも検討する」と述べたが、抜本的な対策は示さなかった。



●完全国体を提案 (05/28 18:56)
 2025年の国体誘致に向けて議論を続けている検討懇話会は夏と秋だけではなく、冬の国体も併せた完全国体の開催を前提に知事や教育長に提案することを決めた。
 5回目の検討懇話会には学識経験者やスポーツ関係者など13人の委員が出席し、国体のあり方について議論した。
 委員からはスキーの全国大会がことしから大鰐町を会場に3年連続で開かれることを踏まえ、冬の国体も併せて開催すべきといった意見が出された。
 懇話会では委員たちの意見をまとめ、完全国体の開催を前提として知事や教育長に提案することを決めた。
 また各市町村を対象に行ったアンケートの結果が報告され、40市町村のうち38市町村が国体の開催に協力的だったことが報告された。
 懇話会は1977年の「あすなろ国体」以来48年ぶりの国体誘致をめざし、7月の懇話会で報告書をまとめ、9月に知事と教育長に提出する方針。



●ご祝儀相場 15万円 (05/28 18:54)
 津軽地方のハウスで栽培されたメロンの初せりが弘前市で行われ、6個入り1ケースが過去2番目に高い15万円で取り引きされた。
 弘果 弘前中央青果で行われた初せりには五所川原市と中泊町のハウスで栽培された「アムさんメロン」42ケースが上場された。
 28日は初物とあってご祝儀相場となり、五所川原市の阿部祐一さんが栽培した1ケース8キロの6個入りが15万円で取り引きされた。
 これはハウスメロンのせりが始まった1990年以降、去年の20万円に次いでおととしと同じ2番目に高い値段になった。
 ことしは4月下旬からの天候に恵まれ、糖度が16.5度以上と高く大きさも平年並みという。
 ハウスメロンの出荷は来月下旬から最盛期を迎え、夏の味覚として主に県内のスーパーなどに並ぶ。



●投票用紙 発送 (05/28 18:52)
 来月7日に投票が行われる知事選挙の投票用紙が28日県内40市町村に発送された。
 発送されたのは投票日当日用の投票用紙112万9100枚。
 28日朝県選挙管理委員会の職員たちが投票用紙を積んだ5台のトラックに乗り込み、各市町村に向かった。
 青森市には県内で最も多い24万6100枚が届けられ、市の職員が確認していた。
 知事選挙には共産党と社民党が推薦する新人の大竹進さんと、自民党県連と公明党が推薦して4期目をめざす現職の三村申吾さんの2人が立候補している。
 投票は来月7日県内1004か所の投票所で行われ、即日開票される。
 今月20日現在の有権者は112万6960人となっている。



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