社団法人 日本航空機操縦士協会(JAPA)さん取材
日本航空機操縦士協会は、昭和32年(1957年)に日本の民間航空の再建発展を願うプロフェッショナル・パイロット153名の任意団体としてスタートしました。
約6200名を超える航空事業会社、公官庁、自衛隊そして自家用のパイロット等の会員により構成されています。
航空の安全確保に関する活動、公的活動への参画、出版刊行物の発行など航空の発展のために、航空技術の向上/航空知識の普及活動を行っています。
パイロットを目指した方々なら誰もが持っているAIM-Japanは、日本航空機操縦士協会が編集/発行/出版しています。
皆さん、お持ちですね。
航空適性検査 飛行適性検査でお世話になっている日本航空機操縦士協会さんをご紹介します。
FTD訓練室 教官の上島さん、事業用操縦士 事務局課長の斎藤さんにお話しを伺ってきました。
お世話になっています。本日はよろしくお願いします。
これが、FTD(Flight Training Device)ですね。
弊社では、訓練を開始する前の方々に飛行適性検査で利用させていただいていますが、こちらでは主にどのような方が利用なさっていらっしゃいますか?
計器飛行証明取得に向けて利用なさる方が多いですね。そして、計器飛行の技量維持です。
また、定期航空会社操縦士の採用試験対策にて利用なさる方も多いです。
上島教官:「そういえば、小野アビさんの卒業生のK.Tさん、この前トレーニングしましたが、どうでしたか?」
スタッフS:「はい!K.Tさんこの秋、某●●航空会社のB制度にみごと合格なさって、今年からエアフライトジャパンさんで国内訓練開始だそうです。こちらでFTDを利用していたのですね。」
上島教官:「ええ。以前某●●航空会社を受験した方に連絡して、いろいろ情報貰って。急きょJAPAのFTDでトレーニングしました。」
スタッフS:「こちらのFTD利用の際は操縦感覚を確認するだけではなく、その後のアドバイスもいただけるのですね。」
上島教官「もちろんです。その他人生相談も受けますよ(笑)」
FTD利用者お1人の平均利用時間はどのくらいですか?
各訓練コースがありますから基本は1時間です。
計器飛行の経験時間付けを目的にして、2日間で6時間の訓練を行う人もいます。
どのようにしてFTD利用の申し込みを行うのですか?
初めての方は、所定の申込に必要事項を明記し訓練希望日をお知らせください。
こちらで教官の稼働状況を確認後訓練日時を連絡します。
土、日の利用も可能です。連絡ください。
JAPAさんでは、いろいろな活動を行っていますが。。。
青少年を対象として全国で多くの学生さん対象にイベントを開催しています。
また、操縦士に対しての各種講習会も行っています。機長養成講習会は、航空従事者試験官、運航審査官による講演で、定期航空操縦士を中心に大変人気があります。
また、自家用操縦士への講習会として空港環境設備協会より助成金交付を受け、年間28回(全国)で講習会を開催しています。
定期的な教育を受ける環境の少ない操縦士にとって知識レビューする良い場となっています。「ATSシンポジウム」は航空交通管制協会と共同で開催しています。
管制官と操縦士が共同で参加し航空管制についてお互いの調査研究などを発表する大変良い機会となっています。
現在6200名を超える会員の方々はどのような方が加入していらっしゃいますか?
エアラインパイロット 70%
航空機使用事業 20%
官公庁 5%
自家用 5%
です。
パイロットに必要な要素/適性とは?
適性のあるなしの判断は、航空界の訓練生採用に際して永遠の課題です。
日々進歩する航空機装備を使いこなす能力を身につけ、やはり、最後は本人のやる気、どうしてもパイロットになりたいをいう諦めない気力が大切ですね。
また、C.R.M(Cock-pit Resource Management)つまり飛行においてパイロットが周囲のいろいろな情報をもとに正しい判断をして、迅速に意思決定を行い飛行機を完全に飛ばすこと(不安全要素をできるだけ排除する)がこれからのハイテク機には必要をなってきており、このC.R.Mスキルを上げることは不可欠です。
フライト中は常に優先順位を考えコミュニケーション能力、人間性、経済性。。。などパイロットには多くの要素が求められます。
人間が嫌いならパイロットはやめなさい!(上島教官)
こちらの事務所には、JAPAラウンジがありますが、こちらは自由に誰でも利用できるのですか?
基本的には、会員の皆様のスペースです。けれども、FTDの訓練、あるいは見学などでお越しの際に利用できます。
| 各資料 | 航空図書 | 年代物の隔月誌「PILOT」 |
取材を終えて
上島教官、斎藤さん、お忙しい中お話いただきまして誠にありがとうございます。
ざっくばらんに、本音でお話してくださったので一つ一つのお話を十分理解することができました。
日本航空機操縦士協会JAPAさんは、小野アビエーション東京事務所から徒歩10分弱の距離です。
ここに訪れれば航空の歴史から最近の傾向そして教官たちからいろいろなアドバイスをいただくことができます。
また、各種セミナー、講習会を通して航空仲間と出会うことができます。
弊社でも、JAPAさんのセミナー講習会を掲示してまいります。
皆様、ご参加ください。
※こちらは、2009年11月取材時点の情報です。
現在JAPA事務所は小野アビエーションから徒歩1分の場所へ移転されました(2013年11月~)。
新橋へお越しの際は、ぜひ双方の事務所へお立ち寄りください。
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