「僕も疲れています。シルバーシートならあっちです」と言った若者をどう思うか

先日チョット酷いやりとりを目の当たりにして、へー、そう思う人もいるんだーと、シルバーシートの存在意義に疑問を感じる一コマがありました。

 

電車に乗っていて、やや混み始め、私はシルバーシートから通路を挟んで隣の列にパー子(長女)と座っていました。真向かいには知らないお兄さん。端っこのシルバーシートではない席。一番ドアに近いプレミアムスポット。

 

シルバーシートは満席で、座れない方もちらほら。つり革につかまってみんな揺られていました。

 

とある駅に、しっかりと歩けるし姿勢もいい、元気そうなおばあちゃん2人が乗ってきました。推定70代。初老ですね。

 

お兄さん側に乗車し、お兄さんの前に立ち無言のプレッシャーをかけ始めた。それどころか、「何駅だっけな? 結構あるわよね? 最近足腰がねー」と、戦略なのか、偶然なのか? とにかく話し始めた。

 

お兄さんをじーっとみつめはじめたおばあさんたちに、そのお兄さんが一言言ったんです。

 

「僕も疲れています。シルバーシートならあっちです」

2015年05月27日

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