2015年5月23日05時34分
太陽の下に、水平の虹のような帯が見える気象現象「環水平(かんすいへい)アーク」が22日の昼ごろ、大阪や名古屋、東京など広い範囲で観測された。大阪管区気象台によると、大阪市内では正午ごろ南の空で見られたという。
同気象台によると、環水平アークは、太陽の光が大気上層の氷の粒で屈折し、起きる現象。薄い雲が上空にかかる晴れた日に見られるという。雨粒に太陽光が反射し、太陽とは反対方向の空で見られる虹とは異なるという。
写真を撮影した大阪府箕面市の三上萬作子(まさこ)さん(67)は「山道で虹かなと思って見上げたら、広がったり消えたりして驚いた。帯に太陽が差し込み、きれいでした」と話していた。
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