中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

DeNAが両リーグ通じて最速の30勝到達 先発・三浦が7イニング2失点

2015年5月28日 紙面から

DeNA−オリックス 笑顔で握手し勝利を喜ぶDeNA・中畑清監督(右)と三浦(吉澤敬太撮影)

写真

◇DeNA4−2オリックス

 DeNAが両リーグ30勝一番乗り。1−2の7回にバルディリスのソロで追い付き、1死一、二塁から石川の適時打で勝ち越した。8回はロペスのソロで加点。三浦は7イニング2失点で3連勝。オリックスは救援陣が踏ん張れなかった。     ◇

 41歳のベテランがDeNAを球団史上初の両リーグ最速30勝到達に導いた。三浦は7イニングを6安打2失点と粘り、チームの逆転勝ちを呼び込んだ。シーズン初登板からの3戦3勝は自身初めて。「いいことは続けていきたい。次のマウンドに上がって、どうやって勝とうか。それだけ」と穏やかに話した。

 立ち上がりに糸井の二塁打、T−岡田の右前打で2点の先行を許し、チームとしても6戦連続で1回に失点する嫌な流れだった。しかし、2回以降は立ち直った。丁寧に打たせて取る投球で2安打に抑え、スコアボードにゼロを並べた。6回は2死三塁のピンチを背負ったが、T−岡田を空振り三振に仕留めた。中畑監督は「粘りは大輔(三浦)の真骨頂。ピンチをつくっても(次の)1点を与えなかった」と絶賛した。

 セ・リーグ首位と快進撃が続く。1998年の日本一を経験した三浦は「若い選手が多い。毎試合、戦いながら成長している。一試合一試合、チーム一丸になってきている」とうれしそうに話した。チームは苦手の交流戦でも初白星を手にし、さらなる勢いをつけられるか。

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ