「楽しい! アニメーショングランプリというと芸術性を追う参加者も多いが、観た人を楽しませるということもまた重要な芸術行為だ。」
「大変笑える楽しい作品です。 発想もユニークで、技術的にも高い作品です。」
「個性の強いキャラクターが見る者を楽しませてくれました。グランプリ受賞、おめでとうございました。」
宮城仙台アニメーショングランプリ公式サイト
審査員のコメントより引用
そのキャラクターが僕に舞い降りたのは18歳の時でした。
今でこそネットで作品を発表することは簡単になりましたが、当時はインターネットもあまり普及していませんでしたし、歴史に残るようなキャラクターを思いついたのにそれをどうすることもできませんでした。
むしろ中途半端に公表したら大企業にぱくられると本気で思ったので一度封印することにしたのです。
10年後、紆余曲折ありながら僕は東京の小さな会社でCGデザイナーとして働いていました。
東北大震災を経験し、「今こそあのヒーローを解き放つべきだ」という声が聞こえた(ような気がした)28歳の春。
CGを使ってあのヒーローの物語を作ろうと決心したのです。
それからというもの平日は仕事が終わってから終電まで会社に残り、金曜は泊り込みをして土日も制作、3連休なども毎日会社に行き制作しました。
そんな生活を3ヶ月間続け、ついに日本を元気にするヒーローの物語が完成したのでした。
ネットで話題になるような圧倒的な技術も、お腹をかかえて笑うようなギャグもありません。
ですが、子供から大人まで間違いなく見てくれた人をほっこりさせる魔法がかかっています。
どうかお願いです、あなたの人生を5分だけください。
きっとあなたを元気にしてみせます。
日本を元気にするヒーロー。
彼の名は・・
「国旗まん」
2012年の秋に完成した国旗まんはその後、ありがたいことに国内のコンテストでいくつか賞を頂くことが出来ました。
主なコンテスト受賞暦
- 宮城・仙台アニメーショングランプリ2013 グランプリ受賞
- インディーズアニメフェスタ2013 市民審査員賞受賞
- 15thTBSデジコン6 サンライズ賞
- TSSショートムービーフェスタⅨ 佳作受賞
- 茨城デジタルコンテンツソフトウェア大賞2012 企画部長賞受賞
- ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2013 ノミネート
- ASIAGRAPH2013 入選
その後のヒーロー活動
コンテストでは多少なりとも結果が出ましたし、見た人からは高い評価を頂くのですがyoutubeにアップしてもまったく再生数は伸びず、話題にもなりませんでした。
だからこそ、作品を見てもらうためには自分で発信できる環境がないとダメだと感じこのブログを始めたのです。
もしかしたらブログから国旗まんを見てくれる人がいるかもしれない。中にはシェアしてくれる人もいるかもしれない。
ブログの読者数が50人を超えたら、もう一度だけこの愛すべきおっさんを世にアピールするチャンスを頂こうと決めていましたので、本日発表させて頂いた次第でございます★