東邦ガス環境写真展
2015年6月17日〜23日
ラシック
社会仮釈放の男がタクシー奪い逃走 津の病院27日午後3時ごろ、津市久居明神町の国立病院機構三重中央医療センターで「仮釈放中の男がタクシーを奪って逃げた」と110番があった。 県警津南署などによると、逃げたのは三重県出身で刑務所から仮釈放中だった50代の男。同センターで客待ちのため停車していた無人のタクシーに乗り、1キロほど離れた路上で乗り捨て、走って逃げた。男は水色の半袖Tシャツに濃い色のズボン姿で、同署が窃盗容疑で行方を追っている。 津保護観察所によると、男は窃盗と覚せい剤取締法違反の罪で県外の刑務所に服役し、刑期満了の2カ月前に仮釈放された。他県内で保護観察を受ける決まりだったが、男が津市内にいることが分かり、観察所の職員が27日に男と面会。その際に男が「体調が悪い」と主張したため、救急車を呼んで三重中央医療センターに搬送したところ、突然走ってタクシーに乗り込んだという。 津保護観察所の広報担当者は「住民の皆さんを不安にさせ申し訳ない。今後、再発防止を徹底する」とコメントした。 県教委は県警からの一報を受け、各市町教委や県立高校に事案の内容を連絡。登下校中の児童生徒がいた場合、安全を確保するように注意喚起した。県教委の担当者は「部活動などで学校に残っている生徒らについては、学校側に対応を任せている」と説明した。 男がタクシーを乗り捨てた現場周辺は、小学校や幼稚園が集まる静かな住宅街。近くに住む40代の会社員女性によると、現場周辺は同日夕、4、5人の警察官が立ち、ものものしい雰囲気だったという。近くで独り暮らしの70代女性は「怖い。戸締まりをしっかりしたい」と話した。 (中日新聞)
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