(cache) サーチナ|韓国はトイレで「国際イメージ」の向上目指す・・・きっかけは日本のトイレ、「わが国のは汚かった」=中国メディア  



韓国はトイレで「国際イメージ」の向上目指す・・・きっかけは日本のトイレ、「わが国のは汚かった」=中国メディア


 中国メディアの人民日報は27日、韓国は旅行客が多く利用するトイレを通じて国際イメージを上昇させていると報じた。  記事は、多くの外国人にとって韓国のイメージといえば「韓国ドラマや韓流文化、化粧品であろう」と伝える一方、韓国を訪れたことにある人は「韓国の玄関口にあたる仁川国際空港で独特な風格を備えたトイレに魅了されることだろう」と論じた。  続けて、韓国のトイレは中国のトイレと異なる文化を感じ取ることができるとし、入り口の壁には大きな鏡が設置されていることが多いと紹介し、「韓国は容姿を気にする国であり、鏡で身だしなみを整えることができる」と伝えた。  さらに、トイレの個室について「便座の消毒用ティッシュペーパーが備え付けられていることが多い」と伝え、不慣れな観光客向けの親切な取り組みだと称賛。また、中国国内のトイレと異なる点として、「韓国ではトイレットペーパーの心配をする必要がない」とし、トイレには専門の清掃スタッフがおり、スタッフが随時、トイレットペーパーを補充してくれると紹介した。  続けて、韓国のトイレは総じて清潔であり、外国人旅行客が中国のトイレについて「不潔、臭い、数が少ない」と不満を述べるのと対照的に、韓国のトイレは旅行客にとって「美しく、清潔な場所を提供している」と称賛した。  さらに記事は、韓国のトイレ文化が本当の意味で形成されたのは2002年の日韓ワールドカップの前だったと伝え、「韓国政府の関係者らは日本に比べて韓国のトイレが清潔、衛生的と言えない状況だったことを認識した」と紹介。続けて、ワールドカップ開催前に韓国は政府、メディア、市民団体などが「トイレ文化の革命を成し遂げた」と伝え、今では世界で唯一、「トイレに関する法律を持つ国になった」と報じた。(編集担当:村山健二)(写真は人民日報の27日付報道の画面キャプチャ)