2015年5月28日00時15分
27日午後2時ごろ、大阪府豊中市服部西町1丁目のマンションで人を切った、と男の声で110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、6階廊下でこの階に住む滝畠裕美(たきはたひろみ)さん(33)が首や腹部から血を流して倒れており、搬送先で死亡が確認された。一緒にいた長男(1)にけがはなかった。府警は、同じ階の住人の無職上原亮宏(あきひろ)容疑者(53)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
豊中南署によると、上原容疑者は「刺したことは認めるが、殺すつもりはなかった」と供述。滝畠さん宅のはす向かいの部屋に1人で住んでおり、「(滝畠さんの)子どもが自宅の玄関扉をたたくので数日前に文句を言いに行った」とも話している。署は容疑を殺人に切り替え、この説明の事実関係や動機について詳しく調べる。
上原容疑者の逮捕容疑は27日午後1時55分ごろ、マンション6階のエレベーター前の廊下で、刃物で滝畠さんの首や腹を切ったり刺したりした疑い。「1階から(滝畠さんと)一緒にエレベーターに乗り、6階で降りた後に刺した」と説明しているという。
残り:277文字/本文:739文字
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!