二度目の誓い
僕はパティシエのU-Zです。
正確には・・・
現在、スイーツスクールの講師をしながら
一流パティシエを目指しているU-Zです。
前回の続きです。
借金の返済に追われる生活の僕、
あるとき、小さなケーキ屋の前を通りかかった。
ふと昔の夢を思い出した。
夢を思い出した。
それは・・・
「パティシエになって、自分のお店を持つこと!
僕の作ったスイーツで色々な人をHAPPYにすること」
だった。
しかし、今の僕は借金だらけで、
そんなことを考えてもダメだと、
その思いを塞ぎ込んだ。
恥ずかしいけど・・・
泣いてばかりの日が続いた。
葛藤の日が続いた。
しばらくしたある日、
T氏が僕に問いかけた
「U-Zが今やりたいと思うことはあるのか?」
こんなこと言える立場じゃないのはわかっているけど、
僕は迷わずに答えた。
「パティシエになって、みんなをHAPPYにすること」
するとT氏は、突然と怒鳴り声をあげた。
それは、これまでの軽はずみな発言に対する
僕への愛のムチだった。
T氏は続けて言った。
「また自分だけ稼ぎたい、
自分だけが良い思いをしたいと思って
浅はかな行動をとるのか?」
過去に自分がしてきたこと、
これまでに自分がとってきた行動が
頭に浮かび、何も言い返すことができなかった。
その時は、お互い、それ以上話すことはなかった。
続きはまた。
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