シンガポール=都留悦史
2015年5月27日18時41分
シンガポールを23日夕に出発し、上海に向かっていたシンガポール航空SQ836便(エアバスA330―300型、乗客乗員194人)が、飛行中に全エンジンが一時停止するトラブルを起こしていたことが27日わかった。パイロットがエンジンの再始動に成功し、墜落は免れた。けが人も出なかった。
シンガポール航空によると、トラブルは離陸から3時間半後に発生した。高度3万9千フィート(約1万2千メートル)を飛行中に悪天候に見舞われ、両翼にある英ロールス・ロイス社製のエンジン2基が停止。うち1基はすぐに再始動でき、残り1基も機体を下降させながら再始動した。同機は定刻から11分遅れで上海の空港に着陸した。
インターネットで飛行データを提供する「フライトレーダー24」によれば、トラブルへの対処で、同機の高度は1万3千フィート(約4千メートル)降下していた。
このトラブルを同航空は航空当局に伝えたが、26日に複数の専門メディアが報じるまで公表していなかった。シンガポール航空事故調査局の報道官は「情報とフライトデータを集めている」とコメントした。(シンガポール=都留悦史)
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