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【お蔵入り】こんなにあったトラブル映画ベスト5!
世の中には、俳優の降板や資金不足など、様々なトラブルが起き、お蔵入り寸前になった映画たちがあります。
中でも、公開まで長くかかる映画は、俳優や関係者が起こしたトラブルなどで公開にこぎつけられないケースがある。
何とかなったとしても、悪評やスキャンダルの影響でヒットには繋がらず。やはり、何かあった映画には観客も不快感を示すようです。
今回は、そんなトラブルに見舞われたが、何とか公開した映画、本当に立ち消えした映画を集めて、ランキング形式でご紹介します。
■第5位
『透光の樹』
谷崎潤一郎賞を受賞した高樹のぶ子原作を映画化した作品。撮影当初は主人公を萩原健一が演じるはずだったが、監督やスタッフ、共演の女優などにクレームをつけ、プロデューサーサイドからの意向で強制的に降板となった。
そこで、出演料のトラブルが起こり、プロデューサーへの萩原の脅しがはじまる。脅迫行為と取れる通話記録も残り、刑事告訴された萩原は有罪判決を受けた。
連日報道されたスキャンダルで、イメージダウンした映画は小さな映画館でひっそりと公開された。
【透光の樹】
■第4位
『誘拐ラプソディー』
荻原浩の同名小説を豪華キャストで映画化した本作。本来であれば、撮影後すぐさま公開されるはずだったが、出演していた押尾学が薬物事件を起こし、一時お蔵入り状態に…。
しかし、大物出演者が間に入り、監督である俳優の榊英雄(※本サイトの特別監修・丸野裕行が原作の劇場用映画『木屋町DARUMA』の監督でもある)が押尾の代役を務めることで、出演シーンをすべて差し換え。公開にこぎつけた。
【誘拐ラプソディー予告編】
■第3位
『不夜城』
馳星周のベストセラー小説を映画化。制作側は、
話題性のある女優を金城武の相手役に選ぼうと葉月里緒菜をキャスティングしていたが、突如降板。企画自体がとん挫しかけたが、デザイナー山本寛斎の娘・山本未来を配役することで、事なきを得た。
映画自体も高い評価を受け、思わぬヒット作となった。
【不夜城予告編】
■第2位
『いつかギラギラする日2 非合法大陸』
ヒット作を生み出す松竹の敏腕プロデューサー・奥山和由が、1993年に製作発表した、萩原健一主演のバイオレンス映画の続編。主演に、岩城滉一と、『太陽にほえろ』のブルース刑事で知名度をあげた又野誠治を迎え。北海道を舞台にした過激な暴力アクション映画になるはずだった。
製作発表やバイク誌へのエキストラ募集も行われたにも関わらず、急きょ製作中止が決まるのも異例中の異例だ。
【いつかギラギラする日予告編】
■第1位
『影武者』
巨匠・黒澤明の名作がランキング第1位に!
主演を務めるはずだった勝新太郎と黒沢との間での衝突が主な原因だが、勝新の自由すぎる行動が黒澤明の逆鱗に触れた。
クランクイン直後に、東宝撮影所へ自分のカメラを持ち込む、飲んでやってくる、演技指導にケチをつける、アドリブで演技する、など真面目な黒沢には考えられない行動が目についた。そこで、盟友の仲代達矢に白羽の矢を立て、海外で高い評価を受けた。
【影武者予告編】
いかがでしたか?
映画界もなかなかディープな出来事が盛りだくさんです。
こんな裏話を知り、今回ご紹介した映画をレンタルしてみては?
取材・文/篭屋いすず(映画ライター)
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