川田俊男
2015年5月27日10時56分
原子力規制委員会は27日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の運転や事故時の対応手順を定めた「保安規定」を認可した。これで再稼働の前提となる三つの許認可について、すべての審査が終わった。九電は設備の検査をへて、7月下旬に1号機、9月下旬に2号機を再稼働させる方針だ。
九電は2013年7月に川内原発の三つの許認可を申請した。規制委は14年9月、安全対策の基本方針が新規制基準を満たすと認める審査書を決定し、設計変更を許可。この方針をもとに詳細設計を記した「工事計画」についても、今年3月に1号機、今月22日に2号機を認可している。
残る国の手続きは、設備検査だ。規制委は3月から1号機の検査を始めたが、九電の準備不足もあって工程が当初より遅れている。2号機の検査は6月10日から始まる予定だが、1、2号機とも目標時期より再稼働がずれ込む可能性がある。ただ、保安規定が認可されたことで、原子炉内に核燃料を入れることができる。
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