中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

大谷 セ本拠地は代打の切り札 投手の出番は中日戦

2015年5月26日 紙面から

交流戦、ヤクルト戦へ向けて飛行機に乗り込む日本ハム・大谷=新千歳空港で(水足丈夫撮影)

写真

 日本ハム・栗山英樹監督(54)は25日、指名打者制のないセ・リーグ主催の交流戦で、大谷翔平投手(20)を代打の切り札として起用するプランを明かした。投手としては29日から本拠地・札幌ドームに中日を迎える3連戦で先発することが濃厚だ。

 二刀流にここぞの場面で試合を決める一打を期待した。26日からのヤクルト戦(神宮)、6月2日からの広島戦(マツダ)には野手出場が濃厚。打率2割、3本塁打と本調子ではないが、指揮官は昨季日本球界初の10勝10本塁打を記録した打撃を信頼しているだけに「ヤクルト、広島戦は打ち負けないようにしないと。勝負どころで考えている」と言い切った。

 リーグ戦では中軸打者の大谷だが、二刀流3年目の今季は体への負担軽減を考慮し、ここまで一度も守備機会はなく、指名打者での起用だった。外野の守備練習も行っておらず、交流戦もその方針は変わらない。大谷も「一打席一打席を大事に、しっかり頑張る」と一振り稼業で貢献すると意気込んだ。

 この日の球宴ファン投票第1回中間発表で、投手先発部門で2位に大差をつけトップに立った。リーグトップ6勝の成績が認められた大谷は「自分が頑張れば、投票してくれる人もいる。頑張るに値する成績を残したい」と、より一層の活躍を誓った。 (水足丈夫)

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ