皇太子ご夫妻は25日夜、東京・六本木の国立新美術館を訪れ、「ルーヴル美術館展」を鑑賞した。ご夫妻は日本初公開となるフェルメールの「天文学者」などに熱心に見入り、雅子さまは時折笑顔を見せていた。

 雅子さまの皇居外での公務は、1月に皇太子さまと東京・広尾の山種美術館で特別展を鑑賞して以来。この日の雅子さまの訪問は体調を考慮し、当日午後に決まった。2003年12月から長期療養が続き、関係者によると、依然として体調に波がある状態だという。(島康彦)