圧力をかけられる日本メディア
自分のナショナリズムに転換するため日本の総理大臣安倍晋三は日本の過去をより柔らかな光に隠そうとして、全メディアと新聞に圧力をかけている。しかし反対するものは少ない。
テレビ朝日は日本で唯一真剣にニュースを伝えるテレビプログラムだ。つい先日22時の放送で長年の経験を持つ政治ジャーナリスト古賀茂明は「I am not Abe―アイアムノットアベ」と書かれている紙をカメラに見せた。
「I am not Abe―アイアムノットアベ」この文章はフランスの風刺雑誌「チャーリー・アブド」への支援だ。「I am not Abe―アイアムノットアベ」の意味は「私は安倍総理に従わない。」。これが彼の最後舞台となるのは古賀茂明も知っていた。古賀茂明はクビになった。理由は、彼は常に政治と違う考えを持っていたからだ。
テレビ朝日は政府からの圧力の下でやったことを強く拒否した。だが、テレビ朝日が不安な状況になるのは間違え無いだろう
政府からの圧力
「政府は常にメディアに圧力をかけている。テレビ朝日やTBSなどの政治ニュースをだすメディアはそれに対抗している。安倍政府はこの二つのメディアを潰そうとしている。」と武蔵大学社会学部教授の永田 浩三が語った。
この圧力はテレビ局だけでなく、日本で最も読まれている朝日新聞にもかかった。そのため朝日新聞は強制的に20年前に書かれた第二次世界戦争で日本兵が他国の女性に強制売春をしていたと書いてあるこの記事には多くの間違えがあったと言わされた。
現在、多くのメディアは政府に協力している。
安倍総理はこの状況を使い記事を攻撃した。安倍総理はパーラメントで「この記事は多くの人を苦しめ、傷つけて変えた。そしてこの記事は日本の評価を悪くした。」と発言。
パーラメントでの発言は今も続いている反乱を起こし20万人以上が記事の修正を朝日新聞に訴え、日本として害した名誉を感じるとのこと。当時の責任者は大学教授の仕事を無くし、殺害脅迫のため子供たちと一緒に身を隠している。これによって毎日800万の売り上げを出して日本で二位の売り上げ持ち、世界で知られていた新聞は無くなった。
メルケル首相サインを出す
3月の始めにメルケル首相は朝日本社で大事なスピーチをした。その時メルケル首相はどんな悪い歴史も隠さず見せる必要がある。「私たちの隣国に寛大なジェスチャーがなければ、すべては不可能だったでしょう。しかし、物事を名付ける必要があり、私たちには準備がありました。
安倍は歴史を変えようとしている。
安倍は日本が強制売春をやっていたことを無くそうとしている。日本歴史研究博士のSven Saaler はこれについて「こういう戦争犯罪はこの国に悪いイメージを与える」。だから安倍はこういう黒歴史を消すため、すべての手段を使っている。
安倍はNHKを支配下に置いた。2014年に安倍はもし政府が「右」といったなら誰も「左」と言えない。
それからNHKは天気、スポーツと犯罪ニュースを出している。政治ニュースは良いことだけしか放送していない。だからメルケル首相の話があった朝日新聞本社はヒントになった。責任は自分で持つべきだと。
アメリカに変更求める
変更があったのはテレビと新聞だけではなく学校の教科書も安倍の命令により変えられていっている。しかも日本だけではなく安倍は恥じることなくアメリカでも教科書に日本のいい歴史だけを書けと言っている、強制売春などについてこんな事は無かったと/してないと言っている。
”lee okseon”
ここでは第二次世界戦争での強制売春についてだ
永田 浩三氏、(以下永田氏)は13年前強制売春についてのテレビドキュメントを作った。政府はNHKに強制的にこのドキュメントを変えさせた。政府はこれを作者に言わず、地位の高いものに言い命令は上から下へ行く。
永田氏がこの改ざんに反対したとき、同じく反対する者たちがたくさんいたが、今はもうほとんどいない。今の日本政府は、汚い。殆どの人は安倍政府に賛成してしまっている。日本はニュース情報は豊富だが、何も習っていない。今の日本人は自分たちが仲間はずれにされることを拒んでいる。これは社会でだけでは無く、特にメディアでよく見られる。
”The Wednesday Demonstration before Japanese Embassy, Korea”
元記事=http://www.tagesschau.de/ausland/japan-zensur-101.html
写真提供= 矢嶋 宰 (Tsukasa Yajima)