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翁長知事 検証委提言なら埋め立て承認取り消し5月26日 20時44分
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沖縄県の翁長知事は、アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、みずからが設置した第三者委員会が、前の知事が行った名護市辺野古の埋め立て承認の取り消しを提言した場合は、承認を取り消す方針を示しました。
沖縄県の翁長知事は、アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、前の知事が行った名護市辺野古沖の埋め立て承認に法律的な問題がないかどうかを、弁護士らによる第三者委員会を設けて検証を進めていて、委員会は7月上旬に検証結果を報告するとしています。
これに関連して翁長知事は26日夕方、記者団に対し、「『最大限、検証委員会の判断を尊重する』と今日まで話をしてきており、委員会が取り消しを提言するのであれば、それは取り消しにつながるだろう」と述べ、第三者委員会が取り消しを提言した場合は、埋め立て承認を取り消す方針を示しました。
また翁長知事は、菅官房長官が記者会見で、「名護市辺野古への移設計画を断念することは普天間基地の固定化を容認することにほかならない」として工事を進めていく考えを強調したことについて、「何が何でも辺野古に基地を造って、そこに普天間基地を移すこと以外は念頭にないという姿勢が表れており、大変憤りを感じる」と厳しく批判しました。
これに関連して翁長知事は26日夕方、記者団に対し、「『最大限、検証委員会の判断を尊重する』と今日まで話をしてきており、委員会が取り消しを提言するのであれば、それは取り消しにつながるだろう」と述べ、第三者委員会が取り消しを提言した場合は、埋め立て承認を取り消す方針を示しました。
また翁長知事は、菅官房長官が記者会見で、「名護市辺野古への移設計画を断念することは普天間基地の固定化を容認することにほかならない」として工事を進めていく考えを強調したことについて、「何が何でも辺野古に基地を造って、そこに普天間基地を移すこと以外は念頭にないという姿勢が表れており、大変憤りを感じる」と厳しく批判しました。