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日顕宗では明年の「日興上人御生誕770年」に、3月7・8の両日で「奉祝
(ほうしゅく)法要」を行った後、同月22日から31日までの10日間、「記
念法要」と「法華講員50%増達成記念大会」を行うという。前もって「50
%増達成記念大会」の日程が決められた以上、末寺は是が非でも「50%増」
の達成を報告しなければならない。となると自(おの)ずと増えていくのは架空
の成果であり、それによって登山の割当回数がますます増えていくのだから、
最も割りを食うのは法華講員である。
「50%増」の掛け声とは裏腹に、その実態はお寒い限りだ。援助金を必要と
する寺院は全体の約3割を占め、日顕の肝(きも)いりでつくられた「法教院(
富士学林大学科)」にかかる経費等、予算はことごとく削られ、年に一度の寺
族同心会大会は交通費の捻出(ねんしゅつ)を渋る坊主家族がこぞって欠席。そ
の懇親会に出される弁当も年々質素なものになっている。このように、「信者
が増えている」と宣伝しておきながら、緊縮財政を余儀(よぎ)なくされている
日顕宗である。その一方で日如と日顕が最近、一台2000万円は下らないと
いう高級車を大石寺名義でそろって買い替えたという事実は、宗内でも知る者
は少ないという。
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