MLB:ドジャース、肩の故障知りながら柳賢振を獲得

■ドジャース「大きな損害」はない

 ロサンゼルス・タイムズは柳賢振の手術や戦力離脱問題を取り上げた際、ドジャースが2006年のシーズン終了後に3年間で5100万ドル(約62億円)の契約を結んだジェイソン・シュミットの例を出した。ドジャースは当時、シュミットの故障(肩回旋筋腱板損傷)を知りながら、賭けに出た。しかし、シュミットは07年から09年までの3年間で3勝6敗に終わった。シュミットとの契約や柳賢振との契約を主導したネッド・コレッティ前ゼネラル・マネージャーは昨シーズンを最後に球団顧問に退いた。

 柳賢振は今季絶望となった。ドジャースとしては主軸投手が抜け、戦力が欠ける事態となったが、経済的な損失はそれほど大きくないと見るべきだ。ドジャースは12年末に柳賢振の元所属チーム・ハンファにポスティング費用(公開入札金額)として2570万ドル(約31億円)を支払った。ハンファが柳賢振の米国進出に同意する見返りだった。ドジャースは柳賢振とは6年間3600万ドル(約43億7600万円)という条件で契約した。13-14年に計774万ドル(約9億4000万円、出来高含む)を支払い、今年の年俸は483万ドル(約5億87000万円)だ。残りの2350万ドル(約28億5600万円)は来年から3年間に分けて支払うことになっている。

 したがって、ドジャースが13年から今年まで柳賢振に投資した金額は、移籍料形式のポスティング費用を含め約3827万ドル(約46億5200万円)ほどだ。しかし、柳賢振はそれなりの価値があった。最近2年間の成績(28勝)は現大リーグ投手の年俸を基準にした時、2500万ドル(約30億3900億円)でも惜しくないレベルだ。ドジャースがこれまで韓国企業からの広告収入、韓国人客のホームゲーム入場料、ユニフォーム販売など「柳賢振マーケティング」で稼いだ効果も1000万ドル(約12億1600万円)以上だと言われている。ドジャースは柳賢振のせいで損をするような商売はしていないということだ。ドジャースの今年の全選手の年俸合計は2億7880万ドル(約339億円)で、30球団中1位だ。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者
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