|
|
8月27・28の両日、本山で行われる全国教師講習会で、またもや日顕が
講義するという。教材はいつもの自著『百六箇種脱対見拝述記(ひゃくろっか
しゅだつたいけんはいじゅつき)』。平成17年に日如が登座して以降も毎年
行われてきた教師講習会での日顕の講義。得意満面で講釈をたれる日顕だが、
教学にうとい大多数の坊主たちはだませても、ある程度教学を学んだ坊主たち
からは陰で、「語義の解釈が間違いだらけ」「難解に聞こえるのは講義してい
る本人が理解できていないから」などと小馬鹿にされている。
宗内からは相変わらず、「『隠居』らしく、おとなしくしているべきだ」と
の声があがっているが、日顕としては存在感を誇示(こじ)しなければならない
理由がある。それは、息子で宗門の布教部長・阿部信彰を次の法主にのし上げ
るためである。一方、日如も負けていない。一昨年の教師講習会をアゴを痛め
て欠席した日如だが、今もアゴの不具合に耐えながら折伏のハッパをかけるな
ど、法主のメンツを示そうと必死である。周囲には「俺は死ぬまで猊座を降り
ない」と"宣言"しているという。
ところで、日顕の息子・信彰は、6月28・29日の夏期講習会を「所用」
を理由に欠席するなど、ここ2週間近く公の場から姿を消しており、一説によ
れば、"重大な病により、都内の病院に入院している"とも囁かれている。
次期法主をめぐる、日如と日顕の暗闘の成り行きが注目されるところである。
|
|