中国・習主席、日本の大訪問団を笑顔で歓迎

 中国の習近平国家主席は23日、北京の人民大会堂で代表団3000人を率いて訪中した二階俊博・自民党総務会長の両手を握り、明るい笑顔を見せた。習主席は二階総務会長から安倍晋三首相の親書を受け取り、「私と安倍首相が戦略的互恵関係を推進すれば、両国関係が改善するとの点で一致した。安倍首相によろしく伝えてもらいたい」と述べた。中国新聞社が24日報じた。

 日本が3000人規模の訪中団を派遣したのは2012年9月に釣魚島(日本名・尖閣諸島)紛争が本格化して以来で初めてだ。一時戦雲まで漂った中日関係が「対話する対立関係」へと転換したとの分析も聞かれる。

 習主席は同日、国会議員、地方議員、財界人などで構成された訪中団に対し、「朋(とも)有り遠方より来る。また楽しからずや(有朋自遠方来。不亦楽乎)」という孔子の言葉で演説を始めた。習主席は「日本の各界の3000人が遠くから来たことは、最近の両国の民間交流においける大きな事件だ。非常にうれしい」と続けた。

 習主席は唐の時代に長安(現在の西安)に留学した阿倍仲麻呂に言及。「詩人李白らと深い友情を結び、美談を残した」と指摘した、習主席が昨年7月、ソウル大での特別講義で、新羅末期に唐に留学した崔致遠(チェ・チウォン)に触れ、韓中の結び付きを強調したのと似ている。習主席はまた、日本の留学生や僧侶が多かった西安について、「中日友好交流の重要な関門だ」と述べた。

 習主席は「徳は孤ならず。必ず隣有り(徳不孤。必有隣)」という論語の一節を引用し、「両国は徳によって隣人になるとき、代々続く友好関係を実現できる」と訴えた。「徳を以て怨みを報ず(以徳報怨)」という言葉も使い、戦後の中国は数千人の日本の戦争孤児を育て、日本人の帰国を助けてきたことに触れた。

北京=アン・ヨンヒョン特派員
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