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またまた日顕宗の不可解な人事が波紋を呼んでいる。
シンガポールの寺、開妙寺の主管(=住職)だった野村信導(43)が任を解かれた。帰国した野村は住職になるわけではなく、
一介の末寺在勤者として生活するという。
憶測を呼んでいる原因①が、在任期間の短さ。40歳でシンガポールに赴任してから、わずか3年足らずの解任となった。
原因②が、在勤者が寺を飛び出したという事件。開妙院には三谷行法(26)が在勤していたが、この三谷が寺を出て帰国。
三谷は高校生の時から「英語をマスターし、海外布教のお役に立ちたい」と公言するほど海外志向の強い坊主。
それが寺を飛び出すとは、よほど腹に据えかねた出来事があったのではないかといわれている。
なお、三谷は重役・藤本日潤の孫にあたり、寺を飛び出したにもかかわらず、処分は受けていないという。
原因③は、野村信導の後任が実弟の正通(41)であるということ。これまでの宗内の常識では考えられない。
ちなみに、信導は日如が住職をしていた大願寺(東京都)に在勤していたことがある、日如とも関係が深い坊主である。
これらを総合して宗内は、信導が何か大きな不祥事を起こし、それに嫌気がさした在勤者の三谷が寺を出て、藤本の「つて」をたどって執行部に直訴、
その不祥事の後始末のために実弟の正通が日如によって送り込まれたのではないか、との噂が飛び交っている。いずれにせよ、謎の多い人事だ。
一方、2月末に91歳で死亡した浄妙寺(大阪市)の尾花泰順の後釜には、宣照寺(京都市)の西田秀得(68)が入った。
50年以上の長きにわたり浄妙寺に居座ってきた尾花の後任とあって、同寺の法華講員の間では“新入り”西田のお手並み拝見といった雰囲気が漂っている。
なお、西田の後任の宣照寺には大日蓮出版の堀田信教(45)が後任した。
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