アイルランドのライアンエア、15年3月期は66%増益
[ダブリン 26日 ロイター] - アイルランドの格安航空会社(LCC)ライアンエア の2015年3月期の決算発表によれば、税引き後利益が前年比66%増の8億6700万ユーロとなった。
旅客数が前年比11%増の9000万人と、期初に設定した目標水準の前年比4%増からは3倍近くも増加した。
同社の発表によれば、旅客数増加の主因はカスタマーサービスの改善にある。各種手数料を引き下げ、出張などのビジネス利用者向けの航空チケットに柔軟性をもたせ、小規模の地方空港の利用を止めるなどした。これらの動きは今年も続くという。
同社は、16年3月期の旅客数の伸びを10%と予想している。そのうち約半分は主要空港での、もう半分は地方の小規模空港での利用数になるとみている。
今期の税引き後利益については、サービスの改善がロードファクター(座席利用率)を押し上げるため、今年中に9億4000万─9億7000万ユーロに届く可能性があると同社はみている。
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来月5日の返済見送りか
ギリシャは来月5日期限のIMF融資返済を見送り、来月末に一括返済する可能性が出てきた。複数の当局者が明らかにした。
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