Google I/O 2015で発表されそうな未来を変えるテクノロジーまとめ

2015.05.26 21:00
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いよいよ今週5月28日(日本時間:29日午前1時)から始まる、グーグルの開発者向けカンファレンス「Google I/O 2015」。

昨年は、Android Wearマテリアルデザインなどが発表されましたが、今年はいったい何が飛び出すんでしょうか? そして私たちの生活はどう変わるんでしょうか? 発表会直前、噂されてきたことをまとめました。

今回のグーグルの発表会から変わりそうなこと、勝手な未来予想つきでどうぞ。


IoT


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IoT=Internet of Things(モノのインターネット)がどんどん進んでます。家がインターネットにつながってスマートホームなんてよばれたりしてますが、IoT向けのOS「Brillo」をグーグルが発表するという噂です。


IoTといえば、昨年グーグルが買収したスマートホームデバイスの「Nest」も大きな話題になりましたね。米国の家庭には一般的なサーモスタット(屋内の温度等の一括コントローラー)に人工知能を搭載し、住人の生活に合わせてエネルギーの節約や、適切な温度管理を自動的に行なってくれるすぐれものでした。


「Brillo」の発表で変わりそうなこと:強力なOSの登場で、IoTのプラットフォームが統一、さらにモノ同士が繋がりやすく。家中のモノのIoT化が加速?


ウェアラブル


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Apple WatchやJINS MEMERingなどウェアラブルデバイス登場で、私たちの身体もインターネットにつながっていきます。Google Glassは、グーグル発ということで大きく注目されていたメガネ型ウェアラブルデバイスでしたが、(見た目のせいか)なかなか浸透せず。一度はプロジェクト頓挫も噂されていました。

今度の「Google Glass 2.0」はレイバンなどを扱うイタリアのルックスオティカ社と組んで開発しているということで、より「ウェアラブル」なものになっているといいのですが。


モトローラの丸型文字盤のスマートウォッチMoto 360などに採用されている「Android Wear」のアップデートの噂も。


ウェアラブルデバイスとはちょっと違いますが、バイオハックや再生医療など、ライフサイエンスも今年重要になってきそうなキーワード。イベントで発表されるかどうかはともかく、グーグルの研究部門Google Xも熱心に取り組んでいるようです。


「Google Glass 2.0」の発表で変わりそうなこと:従来の「メガネ」と「ディスプレイ」のあり方が変わる。視力が欲しい人はバイオハックで、ディスプレイは空間へ?


自動運転


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ここ数カ月で一気に盛り上がってきたのが、自動運転車。数年前まではコンセプトのみでしたが、今年に入って米国では公道でのテスト走行なども始まり、いよいよ現実味を帯びてきました。一方で、人間が運転するクルマよりも事故率が高いんじゃないか?という見方もあったり、走るのがとても遅いというクルマとしては致命的な事実も判明して、今後どうなっていくのかますます気になります。


「自動運転車」の発表で変わりそうなこと:

自動運転車で失業するのは運転手だけ、と思うのは甘い
自動運転相乗りタクシーで、都会の車の9割が不要に?


その他


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Google Wallet


Google+の進化


「Android M」


新しいGoogle Play「Designed for Families」


発表会まで、新しい情報が入ったら随時追加していきます。当日は、イベントの模様をいち早くお伝えしますよ。お楽しみに。


source: Google I/O 2015

(斎藤真琴)

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