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佐賀県内のニュース
  • 多久市の中学校で給食に異物混入 (2015/05/25 20:59)

    25日午後、多久市の中学校で給食のなかに食材の包装用ビニールが混入しているのが見つかりましたが、今のところ健康被害の報告はないということです。多久市教育委員会によりますと、25日午後1時前、多久市立東部中学校で1年生の女子生徒2人が給食にビニールが入っているのを見つけ担任に申し出ました。担任が調べたところ給食のチキンカレーのなかから、数センチ程度のビニールが2枚でてきたということです。多久市学校給食センターによりますと、このビニールはチキンカレーの鶏肉を包装していたもので、調理にあたっていた職員の作業が不十分だったことが原因としています。多久市教育委員会によりますと現時点で2人を含めビニールを食べたという報告はなく、体調不良を訴える生徒もいないということです。この給食センターは市内3つの小中一貫校の給食を作っていて「職員の作業手順を再確認しながら安全な給食の提供に努めていく」としています。
  • 唐津赤十字病院で集団院内感染(2015/05/25 19:05)

    唐津赤十字病院はカルバペネム耐性腸内細菌と呼ばれる細菌に入院中の患者10人が集団感染していたと発表しました。病院側によりますと、このうち、2人が死亡したということですが、死因は別の病気で関連は認められないとしています。25日午後記者会見した唐津赤十字病院によりますと、今年3月から今月にかけて入院患者10人がカルバペネム耐性腸内細菌に感染したということです。病院によりますと2人が死亡し現在も6人が感染しているということですが、亡くなった2人の死因は「患者がもともと持っていた病気で集団感染との関連は認められない」としています。この細菌は人間の腸内にいる菌が薬への抵抗力を得て変化したもので、患者の抵抗力が弱まった場合などに肺炎や敗血症といった感染症を引き起す場合があるとされています。唐津赤十字病院は集団感染を県に報告するとともに、院内での感染症対策を今後徹底するとしています。
  • JR特急 なぜトラブル?(2015/05/25 19:12)

    JR長崎本線の肥前竜王駅で、下り線を走っていた特急が誤って上りの特急が停車していた線路に進入したトラブル。一歩間違えば大惨事となりかねない今回のトラブルの発端は1つの信号機をめぐる運転士と指令員の思い違いでした。【TNC兼海悠太記者】「白い列車が止まっている線路に、別の車両が進入しています」特急同士が93mまで接近した今回のトラブル。原因を解明する上で焦点の一つとなったのは、駅の手前にあった場内信号と呼ばれる信号機です。JR九州などによりますと、下りのかもめ19号が肥前竜王駅に到着する直前、異音を感知し停車、このとき場内信号は青で駅への進入は可能でした。19号が異音の原因を調査する間に、上りのかもめ20号が肥前竜王駅に到着。列車の進行方向を変更するポイント切り替わったため、19号を20号がいる線路に進入させないよう場内信号も青から赤へと変わっていました。この信号の変化が大きくトラブルに関係します。【JRの会見】「運転士の把握している状況と指令が把握している状況がちがっていた。指令は(場内)信号で1回止まると思っていた。運転士は先にいっているので自分はいけると思っていた」場内信号より手前に停車しているものと思い込んだ指令員は「信号に従って進む」よう命じます。場内信号はすでに赤になっているため「信号手前で停止するだろう」と考えその後、ポイントを切り替えるつもりでした。しかし実際には、下りのかもめ19号はすでに場内信号をすぎていました。また、運転士は最後にみた場内信号が青だったため、ポイントがすでに切り替わっていると判断、指令通り列車を進めたところトラブルになったとみられます。そして25日。【JR九州青柳俊彦社長】「ご利用の皆様に大変不安な思いをおかけし、またご迷惑をおかけしましたこと、この場をかりて改めてお詫び申し上げます」午後、福岡市で開かれたJR九州の定例会見。冒頭、青柳社長は陳謝したうえで「二度と起こらない対策を立てていきたい」と述べ、再発防止や安全管理に全力で取り組んでいく考えを示しました。特急列車同士がおよそ93メートルの距離まで接近し、あわや大惨事となりかねなかった今回の事態。原因について青柳社長は「確定するところではない」としながらも「問題点もだんだん見えてきた」として自社でも原因究明に向けて取り組みを進める考えを述べました。【JR九州青柳俊彦社長】「運輸安全委員会の調査ばかりではなく、我々のところに問題がなかったか現在我々のなかでも原因と対策を見つけているところ」再発防止策については、列車の位置確認と異常停止の際の運転再開手続きをポイントとして挙げ、いまのやり方でいいのかもう一度検討したいとしています。
  • 大阪事故を受け警察が通学路で交通指導(2015/05/25 12:23)

    今月大阪府で通学中の児童の列に車が突っ込んだ事故を受け、県警は25日午前県内の通学路などで交通指導を行いました。この取り組みは、今月20日に大阪府豊中市で通学中の児童らの列に乗用車が突っ込み、6人が重軽傷を負った事故を受けて行われたものです。25日午前は、県内23カ所で通学路を中心に警察官およそ200人が通行禁止違反などの取り締まりにあたりました。このうち佐賀市の鍋島小学校近くでは、午前7時半から8時半まで進入禁止となっている道路に、誤って入ってきたドライバーらに対して注意を呼びかけていました。取り組みは今月29日までで、警察は定期的に通学時間帯の交通指導を行い、事故防止につなげていきたいとしています。
  • ニホンウナギの稚魚放流(2015/05/25 12:13)

    ウナギがたくさん獲れる川に戻そうとニホンウナギの稚魚が、25日筑後川流域に放流されました。これは久留米市の下筑後川漁業協同組合が行ったもので、組合員5人が久留米市やみやき町などの筑後川流域7カ所をまわり、鹿児島県産で体長およそ20センチに育った稚魚、あわせて215キロ2万4000尾を放流しました。漁協によりますと、護岸のコンクリート化などで筑後川のウナギの漁獲量は昭和50年代に比べて10分の1にまで減ったということです。このため当時のようにウナギがたくさん獲れる川に戻そうと、1997年から毎年放流しています。組合では自然保護を目的に名物のエツやフナ、それにテナガエビなども放流しています。
  • 臨時県議会開会 副知事人事案など提案(2015/05/25 12:18)

    佐賀県の臨時議会が25日開会し、新しい副知事の人事議案などが提案されました。佐賀県の臨時議会は午前10時に本会議が始まり、新しい副知事の任命に関する人事議案が提案されました。この議案は坂井・牟田両副知事が今月末に任期満了となることを受けたもので、後任に現・教育長の池田英雄氏と現・県土づくり本部長の副島良彦氏をあてるものです。池田氏の後任の教育長には、現・くらし環境本部長の古谷宏氏をあてる議案も合わせて提案され、両議案は26日採決される予定です。
  • 天山酒造で伝統行事「甑倒し」(2015/05/25 19:15)

    小城市の天山酒造では炎天下の中、酒の仕込み終了を祝う伝統行事甑倒(こしきたお)しが行われ、蔵人たちが地域の人たちに新酒を振る舞いました。この「甑倒し」は1875年の創業当時から続けられる伝統行事です。甑(こしき)は、酒の原料の米を蒸す道具のことで、仕込みを終えると倒して片づけていたことから「甑倒し」と呼ばれいまも地域に親しまれています。酒蔵から清水の滝まで4キロ余り。新酒の出来上がりを知らせながら、升や地元の人が持参する瓶に注いで酒を振る舞います。【地元の人】「今年のお酒もおいしかですよ」「腹の底からじーんと来よる」出発から1時間半ほどで清水の滝に到着し、蔵人たちは、滝に打たれながら来シーズンに向けて身を清めます。【蔵人】「今年は特に米のできもよく酒質もいいものができたので、それが振る舞えたことが非常に従業員一同嬉しく思っている」天山酒造によりますと数年前までは3月ごろに甑倒しをしていましたが、日本酒の需要が高まるにつれ生産する期間が延びいまでは5月に行われています。この酒造会社では今年度は一升瓶で2万本分、昨年度より2000本ほど多く生産したということです。
  • 反原発で鹿児島と佐賀の市民団体合同デモ(2015/05/25 19:16)

    川内原発の再稼働反対を訴えながら九州を北上している鹿児島県の市民団体が25日午前、鳥栖市に入り、佐賀県の市民団体と合同でデモ行進しました。16日に鹿児島市を出発し九州4県を国道3号線を使って北上、各県で再稼働反対を訴えながら福岡市の九州電力本店を目指していて、最終日の27日には再稼働をしないよう要請書を提出することにしています。
  • 佐賀県水防協議会(2015/05/25 19:15)

    梅雨を前に佐賀県水防協議会が開かれ、事務局から今年度の水防計画案が説明され承認されました。高潮や津波に対して警戒が必要な海岸は有明海と玄界灘あわせて11カ所37キロメートル余りで、このうち有明海側の川副、東与賀、白石有明、それに鹿島の各海岸の監視カメラを県が昨年度、更新したのに伴いその映像を県水防情報のホームページに掲載していることなどが報告されました。
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