完結済み漫画ベスト30
絶対に読んでほしい30冊
30位 BECK
べック
月刊マガジンでずっと読み続けていた。音楽のもののバンドをやる漫画にして、世界を巻き込むスケール感がたまらない。
始めは絵がいまいちだと感じていたけれど、読み進めているとこの絵しかあり得なくなってくる。そういうもんだよね。全34巻。
29位 ご近所物語
ご近所物語
天使なんかじゃない、ご近所物語、Paradise Kiss、NANAを帰国後に読み直した。どれもこれも面白いけれど、個人的にはNANAが頭一つ抜けている。体調が回復して続きを書いてくれることを心から願う。
僕の中では、天使なんかじゃない、ご近所物語、Paradise Kissは3部作なので、このランキングでは分けないことにする。強いて言えばご近所物語が好みかなあ。完全版が全4巻。
28位 タッチ
タッチ
小学館
かっちゃんが亡くなってたっちゃんと南が悲しむシーン、たっちゃんと新田の対決、たっちゃんの告白シーンが印象的。何度読み返したことか。帰国後にも再び読み直してアツくなった。
完全版が全12巻。タッチの明青学園が舞台の漫画MIXが月間サンデーで連載中である。そろそろタッチとの繋がりが見えてきそう。
27位 今日から俺は
今日から俺は
小学館
とにかく笑いが止まらない。サンデーで連載されているときに読み、単行本で読み、文庫本で読み、何度も読み、幾度となく笑わせてもらった。ワイド版が全19巻。
26位 はだしのゲン
はだしのゲン
中学生のときに読んで衝撃をうけた漫画であり、一時期は絵が頭をこびりついて離れなかった。今でも色濃くイメージが残っている。衝撃を受けた漫画を挙げるなら、はだしのゲンを挙げるだろう。読みなおそうと思っている。全10巻。
25位 鋼の錬金術師
鋼の錬金術師
スクウェア・エニックス (2011-06-22)
面白いとは思っていたが、世間で絶賛されていたのが不思議だった作品。帰国後に改めて読み直したら、作品の完成度に舌を巻いた。
当時は連載を追っていたので、前半の内容をうろ覚えで読み進めていた。そのときはガンガンにしては相当レベル高い、という印象だった。今回読み直すと、仕掛けられている伏線はしっかり回収されているし、無駄なキャラクターがおらず物語がきれいにまとまっていた。
こりゃあ面白いわ。完全版が全18巻。
24位 シグルイ
シグルイ
因縁ある2人の武士の対決が描かれる。ストーリー構成と独特の絵にひきこまれて貪るように読んだ。最後まで息をつかせず、終わりまでしっくりと来た。全15巻。
世界一周帰国後に出会った漫画である。
・[漫画]世界一周帰国後の2ヶ月で出会った面白い漫画ベスト10
23位 カペタ
カペタ
手に汗握るレーシング漫画が全32巻で完結。月間マガジンで足掛け10年連載された。
内容は文句なし。終わり方にやや物足りなさはあったけれど、F1に上り詰めるところまで描くと間延びしてしまいそうな感じはあった。そういう意味でいい区切りだった。
22位 鈴木先生
鈴木先生
「鈴木先生」の漫画もドラマも面白すぎる件について、で書いた通り、鈴木ワールドにどっぷりつかってしまった。GTOの鬼塚のような非・常識的な先生ではなく、現実にもいそうな普通の先生が、どこにでも起こり得る問題について過剰に悩みつつ、独自の教育理論によって解決していく漫画は、あるようでなかった。ドラマも面白かったし、言うことなし。全11巻。
21位 RAINBOW
RAINBOW
6人の男たちがどいつもこいつもカッコよく、キャラがたっている。終始せつなげな雰囲気が、時代背景とマッチしていて妙にしっくりくる。全22巻。
20位 絶園のテンペスト
絶園のテンペスト
スクウェア・エニックス
原作と構成と作画を3者でわけているのが新鮮。
作品の世界観と後半の展開が魅力である。以下のリンクに書いたように、個人的にはアニメの方が好み。毎週楽しみで仕方なかった。
・「絶縁のテンペスト」は漫画よりアニメの方が印象的だった!!
19位 行け! 稲中卓球部
行け! 稲中卓球部
講談社 (2011-04-12)
売り上げランキング: 147857
中学高校の教室で出まわっていた。授業中に読むと笑いが止まらず危険。飲食店に行ったときなんかに置いてあるとついつい手に取ってしまい、あまりのくだらなさに吹いてしまう。文庫版が全8巻。
18位 ブラックジャック
ブラックジャック
秋田書店
売り上げランキング: 124550
手塚治虫作品のなかで一番好き。読んだのがずっと前なので、今読み直してどう思うか確かめたい。手塚治虫作品は1つずつ読み返し中で、現在は火の鳥を再読中である。全17巻。
手塚治虫を描いている「ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~」が3巻まで既刊されており、手塚治虫好きは読んでおきたい。普通に面白く、手塚治虫のすごさがびんびんと伝わってくる。
17位 MONSTER
モンスター
最初から最後の結末が考えられているサスペンス漫画を書ける(人気を保ち続けて打ち切られない)漫画家はそもそも少ないように思う。その展開も内容もすごいの一言。最後まで目が離せない。全18巻。
16位 ドラゴンボール
DRAGON BALL
名シーンや名セリフがとても多い。途中からぐだぐだしたという印象を持っていたけれど、読み返してみると途中で止められなかった。戦闘の描き方がうまいし、敵キャラにも親しみやすい個性があるし、さすがは鳥山明である。ネパールでエベレストBCを友人とトレッキングしているときにも話題になった。完全版で全34巻。
15位 医龍
医龍
教授選の真っ最中という一番いいところで世界一周に旅立った。旅のさなかに完結したと聞き、気になってしかたのなかった日々。終わり方がすこぶる良かったので作品の評価がぐっと上がった。医療系漫画だけれど、ブラックジャックとは全然違う面白さ。医局の人間模様と政局がからみあう。全25巻。
14位 ヒカルの碁
ヒカルの碁
碁を知らなくても十二分に楽しめる。というより碁のブームすら作り出した漫画。将棋好きの僕としては、ヒカルの碁を超える将棋漫画と出会いたい。完全版が全20巻。
13位 アフロ田中
アフロ田中
もっとも好きなギャグ漫画であるアフロ田中が2013年5月13日に完結した。
2002年に開始した「高校アフロ田中」から11年である。「中退アフロ田中」「上京アフロ田中」「さすらいアフロ田中」と時を経ていくのも大きな魅力。同級生がみな成長していくところがいい味を出している。それぞれ全10巻ずつの計40巻となっている。
アフロ田中が完結したときに書いた記事を合わせて紹介しておく。
・現在連載中の笑いが止まらないギャグ漫画「ヒナまつり」 これはヤバイ!
12位 幽・遊・白書
幽・遊・白書
集英社
アニメでもずっと見ていたし、漫画も何度読んだことだろう。それでも目につくとついつい読んでしまう。どいつもこいつもキャラクターがたっているよな~。完全版が全15巻。
11位 あしたのジョー
あしたのジョー
講談社
売り上げランキング: 68657
前半のハイライトである力石戦、クライマックスであるホセ戦、そして忘れることの出来ない最後のシーン。物語の中にある数々の名シーン、名ゼリフも頭に残る。幾度となく読み返した名作。文庫版が全12巻。
10位 ファンタジスタ
ファンタジスタ
小学館
売り上げランキング: 382847
サッカー漫画の中で大のお気に入り。僕が小学校からずっとサッカーをやってきたことが上位に来ている要因ではある。現在ファンタジスタステラが少年サンデーで連載されているけれど、実在のサッカー選手である本田が登場しており趣向が違うので完結していると判断。文庫版で全13巻。
9位 銀と金
銀と金
売り上げランキング: 46857
読み始めたら途中で辞めることが出来ない。独特の絵に、独特の心理描写。もう、福本ワールドにどっぷり浸かって抜け出せない。ヤングマガジン連載中のカイジも相当おもしろいので、オススメしておく。銀と金の文庫版は全8巻。
8位 H2
H2
小学館
あだち充の漫画は全部好きだけど、一番を問われたらH2。2人のヒーローと2人のヒロインが織りなす人間模様が深みを出している。全17巻。
7位 風邪の谷のナウシカ
風邪の谷のナウシカ
徳間書店
売り上げランキング: 122
漫画は全7巻。映画では大半の部分がカットされ、映画用にまとめられている。漫画の内容の方が奥深いので、映画が好きな人は必読。映画はしっかりまとめられていて素晴らしいけれど、個人的には漫画の方がもっと好きである。
6位 デスノート
デスノート
話の展開・コマ割や絵の書き込み具合など、見どころがたくさん。連載当時は毎週楽しみでしかたがなかった。ちなみにネパールでデスノートと書かれたTシャツを着ている人をよく見かけた。なんでだろう。全13巻。
5位 沈黙の艦隊
沈黙の艦隊
講談社
売り上げランキング: 110,181
足掛け8年で全32巻という長期に渡って連載された。しかし、作品の中で実際に経過した時間はわずか2ヶ月。かわぐちかいじの最高傑作!!文庫版は全16巻。
4位 MASTERキートン
MASTERキートン
小学館 (2011-08-30)
1回目の全巻読破は高校の授業中。2回目は漫画喫茶。ときどき無性に読み返したくなる。世界の豆知識が増えるので、世界一周に出る前にもういちど読みたかったな。旅が楽しくなること間違いなし。完全版が全12巻。
3位 寄生獣
寄生獣
絵がちょっと・・・と言われることがあるけれど、手に取って欲しい。人間に寄生する寄生獣の話がテンポ良く描かれており、飽きることなく一気に最後まで読んでしまう。ページを開いて読んでみる。その価値はある。完全版が全8巻。
2位 奈緒子
奈緒子
駅伝の漫画。この漫画を読んでたすきの重さを知った。箱根駅伝を観るようになった。仲間を募り、大学のたすきとゼッケンを特注して、読売新聞社前から箱根までを12人でたすきをつないだ。すべてのきっかけをくれたのがこの漫画。涙なしには読み進められない。
この漫画から大切にしている言葉が幾つもある。その1つを紹介(25巻より引用)。
自分が信じた者との約束は命懸けで守れ。その者が年上であろうが年下であろうが、友達であろうが約束は守れ。守れんような約束はするな。生きるってことは約束の数だけ命懸けで生きるってことだ
文庫版が全25巻。
1位 スラムダンク
SLAM DUNK
この漫画を超える漫画に出会いたい。読まなければ人生の損失である。作者の井上雄彦が「山王戦より面白い試合は描けないと思った」と語った山王戦で潔く終えたところが至上最高の漫画となった1つの所以だと思う。完全版が全24巻。
「あれから10日後」という後日に井上雄彦が黒板に書いた続きがある。それも必見!