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『社会と宗教』の組織論の中で、『先生』は、
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組織がその本来の精神のもとに運用されるということは、きわめて難しいことでした。
なぜなら、組織には権力と利益、名誉が付随し、組織における高い地位は、本来は精神的に優れた人に与えられなければならないにもかかわらず、権力欲や利欲が強く、狡知(こうち)に長(た)けた人物がこれを奪い取る事態が、しだいに多くなったからです。
本来の、崇高な精神を後世に伝えるための組織が、逆に、醜い欲望を醸成する場となり、修行者の心から、崇高な精神を駆逐(くちく)する働きをするものとなっていったことも、認めなければなりません。
現代において、宗教団体は、組織なくしては存続も発達もありえないわけですから、組織における幹部はもとより、会員の間にも、高度な精神性と献身とが、過去のいかなる時代にもまして、ますます要請されるわけです。
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この対談の組織論の箇所が見事に現在の姿に当てはまっていますね。今更ながら先生の予見性に感服致します。
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