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 東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で25日、身元がわからない戦没者らの遺骨を納める拝礼式が開かれた。政府が派遣した遺骨収集帰還団などが南太平洋のビスマーク・ソロモン諸島やロシアなどで収容した2498柱を納骨した。同墓苑に眠る遺骨はこれで計36万2570柱になった。

 拝礼式には秋篠宮ご夫妻や安倍晋三首相、日本遺族会の代表らが参列した。

 厚生労働省によると、海外戦没者約240万人のうち約113万人分の遺骨がまだ収容されていない。自民党の特命委員会は遺骨収集を「国の責務」と位置づけ、遺骨の送還を行うことなどを盛り込んだ法案を作成。委員長の水落敏栄参院議員は「今国会に議員立法として提出して成立させたい」と話している。