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山本伸一は、それから幹部の在り方について、語っていった。
「皆さん方一人ひとりを、直接、指導してさしあげたいというのが、戸田先生のお気持ちです。しかし、時間的にもそれは不可能なので、先生のパイプ役として、私が来ているのです。ですから、皆さんのことは、逐一、戸田先生にご報告し、一つひとつ私が指導を受けております。
幹部は、どこまでも、先生と会員をつなぐパイプなのです。ですから、幹部は、同志を自分に付けようとするのではなく、先生にどうすれば近づけられるかを、常に考えていくことです」
伸一自身、そのために、戸田の了解を得て、学会本部で大ブロック長会を開くなど、ありとあらゆる努力を払っていったのである。
学会の強さは、戸田城聖と一人ひとりの同志との精神の結合にこそあった。広宣流布の大願に生きる戸田との共戦の気概が脈打っていない組織であれば、それはもはや、烏合の衆に等しいといえよう。
小説 人間革命 12巻 宣言
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