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●不安の声相次ぐ (05/25 18:58)
 小型クロマグロの漁獲制限に関する説明会が青森市で開かれ、漁協の代表からは今後の漁への不安の声が相次いだ。
 クロマグロの漁獲制限に関する説明会には陸奥湾内を除く県内22の漁協の代表が出席した。
 県からは制限対象となる30キロ未満のマグロの漁獲量が上限の7割を超えたら「注意報」、9割に達すると「特別警報」を出して、操業調整を求めることが説明された。
 漁協の代表からは来月から本格化するマグロ漁を前に、「制限枠を超えたら漁に出られないのか」などの不安の声が相次いだ。
 水産庁は日本周辺を回遊するクロマグロの資源の回復をはかるため、ことし1月から30キロ未満の小型マグロの漁獲量を規制した。
 県内の漁獲枠は日本海側が216.5トン、太平洋側が57.1トンといまの半分になる。
 漁協別では漁獲量が270トンと県内で最も多い新深浦町漁協の上限が102トンとなっており、漁業者の収入が大幅に減る見込み。
 県と県漁連は水産庁に対し漁獲制限で減った収入を補てんするような対策を要請しているが、漁業者の不安は解消されていない。



●町民の不安消えず (05/25 18:56)
 23日、階上町で杉林2か所を焼く不審火があった。現場周辺ではおととしから放火と見られる林野火災が相次いでおり、住民の不安は増すばかり。
 不審火があったのは階上町晴山沢の林道沿いで、23日午前5時半過ぎ杉林2か所から相次いで火が出ているのを所有者の男性が発見した。
 火は立ち木や下草など合わせて9500平方メートルを焼いて、消し止められた。
 火が出た杉林は200メートルしか離れておらず、火の気がなかったことなどから警察が不審火として捜査している。
 階上町と隣接する八戸市南郷ではおととし25件、去年は4件の林野火災があり、警察が森林法違反の疑いで捜査を続けている。
 おととしから続く山林の不審火に町民の不安は年々増すばかり。
 今月19日には八戸市南郷の姉市沢地区で杉林1300平方メートルを焼く不審火が発生している。
 警察はおととしから続いている放火と見られる林野火災と、ことし発生した不審火の関連も含め捜査している。
 また町は8つの消防分団が八戸消防本部と連携して、夜間の巡回パトロールを強化している。



●“あおもりロコトレ” (05/25 18:54)
 元気で長生きしてもらおうと県が独自に作った介護予防体操「あおもりロコトレ」の講習会がはじめて青森市で開かれた。
 講習会には市町村や介護サービスを行う事業所の職員など130人が参加し、県健康運動指導士会の近藤文俊事務局長が実技指導をした。
 「あおもりロコトレ」は元気で長生きしてもらおうと県が独自に作った介護予防体操。
 体操には高齢者が転んで骨折や捻挫をしないよう骨や筋肉の衰えを防ぐ「ロコモトレーニング」、ロコトレの要素を取り入れている。
 県は今年度県内6つの地域で「あおもりロコトレ」の講習会を開き、県民の健康を支える。



●ベトナムへ初輸出 (05/25 18:52)
 JAアオレンがベトナムにりんごジュースを初めて輸出することになり、25日商品が出荷された。
 ベトナムに初めて輸出されるのは空気に触れない状態で加工した密閉搾りの「希望の雫」と「黄色い林檎」の2種類。
 25日は1リットル入りなど5000本がトラックで工場から出荷された。
 今回の輸出は先月、ベトナム・ホーチミン市の大型スーパーで行われた全農のキャンペーンで現地の人たちから好評だったため実現した。
 JAアオレンでは去年台湾や香港を中心とした8か国に220トンを超えるりんごジュースを輸出しており、今後の販路拡大が期待される。



●選挙公報 発送 (05/25 18:48)
 来月7日に投票が行われる知事選挙。候補者の公約などを有権者に伝える選挙公報が県内40市町村に発送された。
 出発式では県選挙管理委員会の安藤事務局長が「有権者の大事な判断材料になりますので、事故のないよう届けて下さい」と呼びかけた。
 選挙公報は候補者の公約や経歴などを紹介するもので、前回より6600部多い61万9900部が準備された。
 選挙公報は投票日2日前の来月5日までに県内58万2400世帯すべてに届けられる。
 来月7日に投票が行われる知事選挙には共産党と社民党の推薦で新人の大竹進さんと、自民党県連と公明党の推薦で4期目をめざす現職の三村申吾さんの2人が立候補している。



●ぼや 列車に遅れ (05/25 11:56)
 25日朝早く、青森市のJR津軽線の線路脇で下草などを焼くぼやがあり、列車が一時運転を見合わせるなどの影響がでた。
 25日午前6時頃、青森市清水のJR津軽線の線路脇にある住宅の敷地で下草などを焼いた。
 このぼやで津軽線は一時運転を見合わせ、普通列車上下5本に最大69分の遅れが出て、750人以上の足に影響が出た。
 ぼやがあった住宅の敷地では24日午後4時頃にも廃材50本などを焼く火事があり、特急列車1本を含む上下6本に最大で78分の遅れが出た。
 警察と消防は午前9時半から現場の実況見分を行い、火が出た原因を調べている。



●海岸の清掃奉仕 (05/25 11:54)
 むつ市大畑町の住民たちが24日地元の海岸を清掃し、環境保護に努めていた。
 清掃奉仕をしたのは、むつ市大畑町の二枚橋地区の住民たちで作る「ふるさとが大好き会」。
 24日はおよそ40人が参加し、地区にある釣屋浜海岸を回りながら空き缶やペットボトルなどを拾い集めた。
 釣屋浜海岸は下北地域の5つの市町村が来年の認定をめざしている「下北ジオパーク構想」の区域にある。
 ジオパークは学術的に貴重な地形や地質のある地域を保全活用するもので、参加した人たちは地元の自然を学びながら環境保護に努めていた。



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