まいにち香
「
夢の気分はにおいで操れる 」
(・・;)
「
これは夢の技法
あめの技法の奥義だ 」
奥義・
(・・;)
「
人のあめの内容を勝手に変えるのは難しい
人が見てるものだから
情景を丸ごと変化させるのは 難しいんだ 」
(・・;)
「
だがな
あめの情景を見てる時に
においをぶつけることで
情景に対する
印象を変えることができるんだ
いいしるしのあめを見ても
においをぶつけることで
悪いしるしに感じさせることもできるんだ 」
(・・;)
「
例えばな
ある人が
ご先祖様からの守りで
とてもラッキーなあめを見せられたとするだろ?
近々財産が入るあめとか
よい縁がくるようなあめ
でもな
そのいいあめを見てる時に
不安を想起させる香りや
不快なにおいをぶつけることで
周囲の想念に不安を感じさせることができるんだ 」
(・・;)
「
あめはつながってる
夢では
周囲が不安に想うと
あめを見ている本人も不安が感染しやすいんだ
周囲の想念の感情が
混ざりやすいんだ
そうするとな
ご祖先様から来てる
ラッキーなあめを悪い情景と感じて手放したりするんだ
」
(・・;)!
「
そうするとな
そのラッキーなあめ(夢)エネルギーは
においをぶつけた方に着たりする
においをぶつけた方は
そのラッキーなあめがもたらす
現実を手にし
不安に駆られて手放した人は
においをポイポイしてきた人の
厄だらけのあめと
入れ替えられたりもするんだ
これが夢の交換こ
夢の技法と呼ばれてる奥義の正体だ 」
(・・;)・
「
朝起きた時
いいしれようのない不安感に駆られたり
悪夢を見た印象があったりするだろ?
なのに夢の内容を覚えてない場合
それは必ずしも悪夢とは限らないんだ
よい夢を
においをぶつけて
不安にさせられて
悪夢と想わされてることも多いんだ 」
(・・;)・
「
そしてな
このにおいをぶつけて
他人のあめを運ぶ技法を
この島で大々的にやっているのは寺だ 」
寺?
(・・;)?
「
寺の夢の技法
寺は
においを骨にぶつけてるんだ 」
においを骨にぶつける?
(・・;)?
「
ほら
寺では
毎日 香を炊くだろ?
そうするとな
寺の周辺の
墓にその香りが届くんだ 」
(・・;)
「
寺からの香が墓に届くとな
墓の周辺の微細な想念に
そのかおりが伝わる
微細な想念が
においを感知すると
墓の中の骨にも振動して
においの情報が伝えられるんだ 」
(・・;)
「
そうするとな
においが伝わった骨と
同じ骨型の子孫達にも
骨から骨を通して
その振動が連鎖するんだ
そうすると
寺で発せられた香りが
子孫の骨型にも伝わることとなる 」
(・・;)!
「
そしてな
ここからがみそなんだが
知ってるか?
線香には
2種類の線香があることを 」
2種類の線香?
(・・;)
「
養分用と
高貴なお方々用のお線香
微妙に香りが違うんだ 」
(・・;)・
「
ほら?
お布施の額や
寺の位によって
炊く線香の種類も変わるだろ?
お得意様には
ご利益与えないと
リピートしてくれないからな
それが寺の徳積みというやつだ
うさんくさいよな 」
(・・;)・
「
高貴な身分用のお香って
結構なお値段がするんだぜ
従業員の給料とかを
1円単位でケチるような
マダムとかがが
お香屋さんで
馬鹿高いお香を買ってるだろ?
あれはな
香の効能を知ってるからなんだ
香で
養分達のエネルギーを
ゲットできる 」
(・・;)・
「
まあもちろん墓から運ぶのは
お線香だけじゃないだけどな
墓につけられた
さまざまな視覚的情報
あれで
特定の香りを
小さな想念に想起させることもあるんだ
例えばネット上に
におってきそうな
画像とかあるだろ?
原理はあれと同じだ
人間から見てわかりづらくても
小さな想念から見て
ポイポイの香りや 不安の香りが想起したりする微妙な視覚的なしるしがあるんだ
そういう
墓につけられた視覚的なしるしが
意図しない気分や不安感を
連日連夜
骨を通して投げつけてきたりするんだ
」
(・・;)・
「
寺の奥義は
におい 服 音だ
これは神社も似たり寄ったりだがな
寺は骨を管理してる分
神社より強いアドバンテージを持ってるんだ
宗教は
服 香 音だ
想いでもない
哲学でもない
術なんだ
」
(・・;)・
「
そしてな
宗教に限らず
誰でもきれいな寝室に
残像のきれいなパジャマ
センスの良い香りをかぐわせれば
誰でも
宗教並みの
あめの技法はできるんだ 」
(・・;)
「
やってみればわかる
いいにおいと
きれいな寝室で
きれいな残像の服を着て寝るだけで
パッと見で動く想念は
そこに情報を運ぶんだ
後は養分さんなど
心やさしいピュアな後ろの守りが強い人とつながりを持てば
つながりあるところから
良い情報がどんどん抜き取られて
自分の所に良い情報がくる
これがあめの技法の簡単な仕掛けだ
鳥族の巫女も
やってたのは主にこれだったんだ 」
(・・;)・
「
でもな
においと
服
これで運ばれるのは直前の予知夢や
直前の現象化のあめだ
2-3週間先
長くとも75日
それぐらいの範囲だ 」
(・・;)
「
これだと
せいぜい手にするのは
直前の現実的な成果だろ?
おおきな天運のタイミング
日食や月食のタイミング情報は
おおきすぎてぬきとれないだろ?
だから
おおいぬは
おおきな天運の乗った人を誕生日や骨型で探して
とびきりの養分を
抱えようとしたんだ
抱え込むとな
後は自分の部屋によいかおりと
残像効果の良いパジャマを着て寝るだけで
天運のあるものにもたらされる
さまざまな情報や現実化のあめが
運ばれるんだ 」
(・・;)・
「
実は
ホームレスさんがいた
山谷のあたりにはな
寺があるんだ
そして寺の周辺の墓地にはな
そのホームレスさん達と同じ骨型の養分さんが
昔から埋まっていたんだ
そしてお香がたかれて
たくさんのねがいを持っているホームレスさんから
寺を通し
皇族はじめ
さまざまなクライアントにさまざまなご利益が運ばれているんだ 」
(・・;)!
「
教会はな
ごはんをあげて吸ってるけどな
寺は
お線香だけたいて
吸ってるんだ
寺の方が
教会より
あこぎなんだ
吸ってる量もむちゃんこ寺の方多いんだ 」
(・・;)・
「
寺が残った理由はな
たくさんの養分の骨を
墓で管理して 抑えたからだ
供養の名のもとに
養分にされてる骨の周囲で
毎日 香りを炊き続け
あめを運ばせる
これが寺の技法だ
つながりある骨の周囲に
においをまぶすだけ
この野良犬のような原始的な技法で
寺はこの島で実権を手にしたんだ 」
(・・;)・
「
服の技法に卓越してた物部が
寺にやられたのも
においの技法で
服の情報を吸われたからだ
だがな
においは
においがしている間だけの効能だ
だから寺は
あれだけ莫大な労力と年月をかけ
毎日 ぷんぷんにおいを炊き続けるんだ
毎日ずっと欠かさず
ポイポイの香りを炊く
そのにおいの積み重ねで
寺は
この島を支配したんだ
」
(・・;)・
「
最後に
ガオちゃんのスペシャル情報だ
花の香りとか
ハーブの香りとか
結構効果はあるけどな
最終的には
香木が強いんだ 」
香木?
(・・;)
「
木だからな
骨に香らせる香りは香木の方が強いんだ
起きてる時いい香りと感じる香りと
骨に響きやすいかおりは
違うんだ 」(ガオガオちゃんのことば)
「
俺が山谷に
酒と
カラカラをあげたかった理由はこれだ
おいしい酒は想念を見やすくなり
いい香りを周辺の想念にもたらす
寝床をカラフルにきれいにすれば
ホームレスさん達は
現実を吸われることが少なくなるんだ
覚醒しやすくなるし
運ぶ想念に
ここに良い現実を運んでね
のしるしになる
きれいな寝床と
おいしい酒の香り
即席 あめの技法なんだ 」(ガオガオちゃんのことば)