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プロローグ
銀河歴3056年 7月13日
人類が宇宙に進出して既に、銀河歴だけでも3000年が経過しようとしていた。宇宙に進出して数千年年という年月は、人類の技術を極限まで高めて銀河系の大半を生活圏するという偉業を成し遂げたのだ。現在、この宇宙という広大な生活圏には、総人口200億の人類が生きている。200億という銀河の大半が生活圏としては、少ないという思う人もいるかも知れないが、これにもちゃんとした理由が存在する。ここから古い歴史を語らねばならない。まだ人類がそれ程宇宙に進出していない人類発祥の地、地球では幾つもの国家が乱立しており、旧暦の西暦1945年以降は大規模な世界大戦は、起こらずとも火だねは小さいもの戦争は絶えず行われていた。そして第三の世界大戦は、旧歴の西暦2055年に、当時世界最大の国家である民主主義国家であるアメリカ合衆国と、別の政治体制である中華人民共和国との全面戦争が切っ掛けで、地球全土を巻き込んだ大戦争を引き起こした。
各国が保有する核兵器の撃ち合いの応酬により、たった七日間で世界の大都市と政府機関の建物が壊滅して総人口の九割が死に至るという悲惨な戦争であった。この戦争は第三次世界大戦、または七日間戦争と称されるようになった。各国の大都市と政府機関が壊滅したことにより、約半世紀以上は、無政府状態が続いて戦争の爪痕は凄まじく深い事を、この当時の人類は身に染みていた。総人口が1億を切った西暦2117年に、ようやく各国の政府機関が復活して底辺まで下がった各国の治安の回復に努めた。それから更に10年後の西暦2127年に、七日間戦争を教訓として次の世界大戦は人類という種が亡くなるのではという恐怖を感じていた各国は、主権国家という概念を捨てて地球統一政府を樹立して、地球連邦が誕生した。
外敵がいなくなった各国は、軍備という金食い虫から解放された地球は再建は飛躍的に進んだ。地球の再建が済ん生活圏も安定化した人類は、更なる生活圏の拡大を始める。宇宙に新たなフロンティアとして出発したのである。西暦2187年には、人類は火星まで生活圏として組み込まれていた。ここから200年までは人類の生活圏は太陽系だけに限定されたが、西暦2395年に人類は、宇宙船の高速航行を実現させて、更に西暦2408年には太陽系以外の別星系の居住可能な星を発見して、人類の宇宙進出は爆発的に広がりを続けて、西暦2501年には、宇宙船によるワープ航行も可能となり宇宙進出に更に拍車かかり人類復興から400年が経過して今なお、人類の繁栄が続く現状に人類は酔いしれていた。このまま永遠に人類の繁栄が続くと誰もが、繁栄と栄光という美酒に酔いしれていたが、突如とそれは終わりを迎える。
西暦2567年 人類の宇宙進出が停滞させる事態が深刻化していた。それは、宇宙海賊の増大である。人類の生活圏の拡大に伴い宇宙という広大な場所に、西暦2200年代より設立された宇宙の治安を守る警察宇宙隊では限界に来ていたからだ。警察宇宙隊とは、人類の生活圏が宇宙に拡大して宇宙進出が当たり前になると当然のように、統一政府前から問題視されていた海という広大な半径で活動していた海賊達と同じような輩が現れると危惧していらからだ。宇宙で海賊たちが現れて好き勝手に暴れては、宇宙進出が遅れると判断した当時の政府は、宇宙警察隊の設立賛同した。これにより、人類の宇宙進出が莫大に広がった事に貢献した部署の一つであるが、人類の活動範囲が広がると同時に拡大になり過ぎで、警察宇宙隊の武装は、宇宙海賊が追い払える最低限の物であると法律で定められて規格が決まって限定されており、2500年代になると宇宙海賊の武装の方が強力であることなど珍しくもなく、逆に宇宙警察隊が宇宙海賊に撃退されることもあった。これが原因で宇宙海賊の増大を招いたともいえる。
西暦2602年 宇宙警察隊から宇宙保安隊に昇格する。これは、治安守る宇宙警察隊とは組織的に違い、宇宙海賊という外敵を倒すという軍隊的要素がある組織に変化したといえる。実際、宇宙海賊の武装の方が強力であるという事実は、政府内でも大議論になるほどの問題でもあった為に、大した反対意見もなく無事に成立した。そして更に組織の規模がデカくなり翌年西暦2703年に宇宙軍に昇格する。
宇宙軍に昇格した元宇宙警察隊の勢いは凄まじく、増大傾向にあった宇宙海賊の勢いを下げさせる事に成功する。十年後の西暦2612年には、宇宙海賊のメインストリートの撃滅に成功して宇宙海賊の勢いを止めて宇宙に安定的な平和を取り戻す事に成功する。しかし、この手の宇宙海賊とう存在は後を絶つことがないので、強大となった宇宙軍は規模は縮小されることなく、更なる増大することになる。これが、400年以上も続いた人類の第一黄金期が終了宣言になるとは、この当時の誰もが想像していなかった。
宇宙軍の増大に伴い地球を首都星とする太陽系との貧富の格差が社会問題となっていた。元より太陽系外に進出した人類て居住していた惑星の貧富の格差は、地球が資源が完全に枯渇しており、第一次産業を廃止して、金融と資本で他の惑星から資源と利益を独占していた。宇宙警察隊時代でも、貧富の格差もあったが、生活が出来ないと言われるレベルではなく、地球以外の惑星でも働いた分だけの利益を得る事は出来ていたので、大規模な社会問題となるほどではなかった。しかし宇宙軍の増大に伴い、地球の他の惑星の内政干渉が強まり、地球の不満を宇宙軍で押さえつける事が多発し、更には地球の不平等な資本によって飢餓に落ちた惑星も存在した。この事態が更に拡大して、遂に他の星系に所属する惑星の首都星は、地球に対して講義を行った。
西暦2698年に抗議文の資料がある。一つ肥大化した軍備の縮小、二つ地球資本の極端な内政干渉をやめることである。この抗議文は、発表されたが当時の地球連邦大統領のトーマス・マクダエルの声明文がは「地球以外の惑星が貧民なのは、無能であるからだ」。この発言に他の星系は、怒りは爆発したが、各惑星で地球に対しての抗議デモが行われた。しかし、これは地球に対する海賊行為として判断されて、地球は、他の惑星の首都星を攻撃して、デモ隊を鎮圧した。強大な宇宙軍という存在は、地球を絶対的強者であると思わせてしまったのかも知れない。事実、これから100年は、宇宙進出は立ち止まり、他の惑星は、地球の植民地でしかなくなってしまい、地球軍も軍という名ばかりの盗賊集団と化して自分達に逆らう輩は女子供でも容赦がなく、金品を奪っても地球出身というだけで逆に訴えた相手が植民地であるからという理由で逆告訴されるなどもあった。だが、西暦2811年、ついに地球軍の蛮行も終焉を迎える。
民主主義と問いながらも地球の独裁軍国主義者たちに、他の星系の植民星は、地球打倒の為に長い年月をかけて強大な軍事同盟を結成した。これは、反地球勢力者たちは、地球連邦でも発見していない全くの辺境の惑星であるバールに避難し、地球連邦の目を盗み長い年月をかけて軍事力、及び他の星系で地球に不満を抱いている反地球勢力と結束し、100年前の烏合の衆でしかなった反地球勢力を精強な軍隊として再編され、経済基盤も強固なものとした。そして西暦2813年に反地球勢力である『アンチアース』は、地球に対して宣戦布告と同時に、地球連邦も重要拠点を電撃的な勢いで侵攻してこれを占領した。そして情報操作も巧みに操り、地球よりの他の星系も反地球勢力の味方につけるなどして、遂には大規模勢力である地球連邦は太陽系を維持することも出来ないほど弱体化した。西暦2818年に、反地球勢力『アンチアース』は、地球本国に全面攻撃を仕掛けるまでにいたる。このとき地球にいた総人口の100億が、アンチアースの攻撃により軍民合わせて7億を切るほどまでに戦死したとの記録が残っている。このアンチアースの無差別攻撃は、同じ反地球勢力より避難は、浴びたものの、絶賛の声のほうが高かった事が記録にある。今まで100年以上も自分達を苦しめて贅沢三昧をしていた地球に対しての報復を望んでいた他の植民地出身者からすれば、自分達の怒りを代弁してくられた行為だと思っていたからである。
こうしてアンチアースにより、地球至上主義者による独裁政治が終焉して誰もが平安な時代が戻ると誰もが信じて疑わなかった。しかし、今度は地球という他の星系の共通の敵がいなくなったことにより他の星系出身者達による争いが勃発した。実際にアンチアースの主要な人物たちも地球という共通の敵がいなくなった事により分裂して、地球に変わる次の主導者は自分達だと争いが起こったのだ。皮肉にも、西暦2825年より始まった主導権争いの年に西暦の年号が亡くなり、銀河歴1年とされている。新たな年号と同時に銀河の覇権をかけた銀河戦国時代の始まりであったのである。
「いつの時代も、姿形は変われど覇権を握る戦いは人類の歴史に終わりはないわけか……」
扶桑公国所属の宇宙戦艦『ナガト』の指令室にて、銀河歴の発端となった歴史資料をパソコンで読み漁っているこの青年軍人こそ、扶桑公国宇宙軍、第九艦隊司令官の宮田 三郎中将である。
今年で24を迎える三郎。20代の歳で中将の位にいるのは別にこの時代では珍しくもなかった。というよりも銀河歴が3000年を超えた現在は、どの国でも共通しているのが極度の軍人不足からである。軍人不足の理由の一つを挙げるならば、極端に不人気であるからだ。公務員は、余程の馬鹿をしなければ首になる事がないという認識は、間違っていない。実際に給料は、余程の事がなければ上がらないが、それでも安定収入があるという理由で現在でも人気の職業だが、この軍隊に関しては公務員でも例外の程に不人気である。
軍人になれば「故郷の星に長い期間、帰れない」「女生の出会いが少ない」「友人と会える機会がない」等を理由からである。軍隊はいれば命の危険があるなど、そんな理由は既に無くなっている。理由の一つは、アンドロイド兵と無人艦隊の復活だからだ。
アンドロイド兵と無人艦隊の発想は、銀河歴に入る前に既に出来上がっている。昔から兵士一人の育成は費用が馬鹿にならない。兵士一人に育成する金を無人艦隊とアンドロイド兵で補ってコスト削減をしようと考えられていた。銀河歴54年まで無人艦隊とアンドロイドは、有人艦隊と共同して扱われていたが、ここで統一政府から分裂した宇宙国家の一つであるゲルマン帝国が開発した新型電波妨害システムとコンピューターウイルスにより無人艦隊とアンドロイド兵が使用不能になるという事体が発生した。これにより戦力の大半を無人化で済ませていた他国は、ゲルマン帝国により敗走していき銀河歴100年までゲルマン帝国の勢いは続くのである。ジャミング技術の更なる発達は、無人化が危険であると警告され無人艦隊とアンドロイド兵は駆逐されて、人類同士の有人艦隊の撃ち合いに戻ることになる。他にも地上戦では無線機が使用に不能がザラにあり、友軍の通達に伝書鳩や犬が使われたり、宇宙艦隊にも無線ではなく連絡艇が使われるなど、時代に逆行した光景が広がるようになる。こうして人類同士の昔ながらの戦いは繰り広げられ、規模は時代が進むにつれて拡大していき、一回の戦闘で宇宙艦隊戦で最低でも100万人が死ぬことなど普通にある時代でもあった。
戦乱の銀河戦国も、ある一定期間は擬似的な平和が続くこともあったが、しかし銀河歴1490年代になると戦争による戦死者の数は、各国で大問題になるほどの人口の減少であった。ジャミング技術の発達により有人艦隊が大々的に使われて、当然のように船舶が撃破されればそれだけ多くの戦死者が出るのである。しかも時代が進むにつれて宇宙艦隊同士の戦いで星一つが巻き込まれて無くなるなど可愛いほうであり、下手をすればその星系が亡くなる事もあった。これより軍人民間合わせて莫大死者が出てしまった。実際に銀河歴1年には、総人口が3000億を超えていたのに対して、銀河歴1490年代は総人口が30億を切るという事大にまで発覚した。これにより、戦争どころではないと判断した各国は、いったん戦争を中断したことにより、第一次宇宙戦国時代は終焉を迎える事になった。
「本当に愚かです。銀河歴1年あたりで、あれ以上何を欲するのかなど、私には理解できませんね」
三郎の私室に一人の女性兵士が入ってくる。
「これは人間特有の性だからな」
「理解できませんね」
「しなくていいよ。」
三郎に話をかけるこの女性軍人は、アンドロイドである。各国も共通していることだが、現在の宇宙艦隊に人間は一人だけであり旗艦に、提督補佐のアンドロイド兵が乗艦することが常識とされている。三郎のアンドロイド兵は、10年ほど前に誕生したばかりの次世代型のアンドロイド兵であり性能も抜群に良い。アンドロイド兵の名前は、ミキ。腰まで伸びる黒髪とキリッとした表情は、クール系美人と称される程である。この秘書官のアンドロイドに三郎との付き合いは、それなりに長いものだ。三郎が軍人になった理由は特にない。一般家庭で生まれた五人家族の三男坊であり、父母共中小企業で働くごくごく普通の家庭出身者でもある。大学卒業が近い18歳(この時代では当たり前の卒業年代)の三郎は、別の大学に進学した軍に入隊した高校の先輩に、軍に入らないかと誘われたのである。軍人が不人気であるなど、このときの三郎も理解していたが、宇宙艦隊の司令官は、他の宇宙進出する企業より惑星に下りる事が極端に少ないと思ったが、それでも就活がめんどくさいと思って、だったら直ぐに直ぐに就職できるならいいかと思って軍に入隊した人物である。任官して直ぐに少尉となり、宇宙艦隊司令官としてのノウハウを教えてもらう時に出会ったのだが、当時最新鋭のアンドロイド兵のミキである。少尉時代からの付き合いでもある。そのため余程の軍人不足であるため任官して二年で直ぐに宇宙艦隊司令官に抜擢されて、秘書官もミキであるため、本当に付き合いが長いのである。
「そもそも第一次銀河戦国時代だけでも、戦争で人類が滅亡しかけましたのに、400年ほど前にまた復活しましたね。私には、今も理解が出来ませんよ司令官」
「誰よりも有利に立ちたいと思うのが人だからね。」
「愚かですね」
銀河戦国時代にも続きがある。銀河歴2636年に、第二次宇宙戦国時代が復活したのだ。実は、第一次銀河戦国時代からの平和期間は、各国とも傷ついた国力を回復させて宇宙開拓を復活させたのだ。人口も以前のように復活を果たして宇宙開発も順調に進んだところで、頭打ちになる。銀河系の大半を発見して、これ以上の領土拡大が難しいと判断したからである。そこで銀河歴2636年に、第二次銀河戦国時代が復活したのである。無人艦隊などない有人艦隊同士の殴り合いは壮絶であり、第一次銀河戦国時代と比べ物にならないほどの規模に拡大して、またもや戦争で人類社会が持たないレベルにまで発展したのである。銀河歴2852年には、総人口が50億を切るというわずか200年あたりで、ここまで無くなったのである。二度も戦争で人類社会維持が危ういというレベルまできて、ここで各国はある提案をする。
「指定したフィールドで無人艦隊同士で戦わせれば、問題はなくなる」
艦隊を指揮する司令官一人と補佐するアンドロイド数対配備すれば、この問題はなくなると各国は判断して、以後これが、現在の銀河歴の戦争のやり方となる。この方法に各国の市民は納得して、これで戦争でいかなくて済むと誰もが安心したとされていた。事実、現代でも各国の派遣争いはあるが、指定フィールドで一万隻の無人艦隊同士の殴り合いで済むのだから、400年ほど前からすれば随分とスポーツマンシップ溢れる戦争になったなと三郎は、思っている。
ミキと三郎の日常的となった会話を終えて、ミキが本題に入る。
「司令、今回は、第七艦隊との合同演習があります。早くワープ航行に入らなければ間に合いませんよ」
「もう、そんな時間。本当にめんどくさいよな演習」
「そんなこと言わずに動いてください」
三郎は、根っからの仕事人ではない。というより、今のご時世で軍人になるじたい変わり者あつかいされるだけに、三郎もだいぶ変わっている。三郎は、艦隊司令官になれば自分の趣味である歴史資料鑑賞が長い時間に没頭できると思っていたから軍人になったからである。大小様々だが、宇宙艦隊司令官の中には、美人や美形のアンドロイドを揃えてハーレム、逆ハーレムを形成している司令官もいて、アンドロイドにR指定の無理難題な要求をする司令官もいるため、ある意味では三郎は、まともな部類に入るために、高性能アンドロイドであるミキも三郎の評価は「他の司令官より少しはマシな部類」と、称されている。
そもそも現在の宇宙艦隊など週に数回ほどある演習に参加するか、数か月に一回か二回ほどある他国の艦隊と指定フィールドに向かって戦うくらいしか仕事がないが、それでも殆ど星に下りることなく艦で過ごす為に、不人気の職場となっている。
「じゃあ、ワープ航行に入るか。」
第九艦隊一万隻。ワープ航行に入ろうとした時である。
「司令!突然と不明な巨大な高エネルギーが艦隊に接近中です!」
「嘘!直ぐに回避を!」
「駄目です間に合いません!」
第九艦隊は、謎の高エネルギーに巻き込まれて消息を絶った。翌日の扶桑公国のイブニングニュースに「第九艦隊司令官 宮田 三郎中将行方不明」と、報じられて特に世間が大騒ぎするほどもなく家族を除いで終わった。
ーーー。
謎の高エネルギーに巻き込まれた第九艦隊は無事であった。しかし、三郎は全くの宇宙地図にも載っていない宙域にきて、少しうんざりしていた。
「艦隊は無傷だけど、相変わらず各国とも連絡は、なしかい」
「コンタクトしていますが、全く連絡がありませんよ」
「勘弁してくれよ」
現在、三郎の旗艦『ナガト』で片っ端から連絡を入れているが、返事が返ってくる気配がないのでうんざりしているのだ。
「司令。どうやらこの近くに有人惑星がありますよ」
「マジで、だったら何で連絡が取れないのよ」
「未開拓惑星の可能性が高いですからね」
「マジで、それじゃあ惑星保護条約に引っかかるじゃん」
星保護条約。それは地球人類以外の文明が発達した惑星を発見した場合に宇宙に出る技術がない惑星には、干渉してはいけない条約である。これまで数回ほど地球人類以外の惑星を発見したが、どれも宇宙に上がるほどの技術力はなく、それどころか西暦の中世時代から2000年も経過しれも文明が発達する様子が全く見られないのだ。
「でも、該当する保護惑星ではありませんね」
「まあ、未開の宙域だからな」
「調べてみますか?」
「ああ、イザって時に報告しないといけないからな」
こうして、三郎は新たに発見した未開拓惑星の調査に乗り出す。
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