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この弁護団談話を読めば、「客観的証拠である音声データの信用性を
否定するという驚くべき判断」が下ったことの衝撃がいかに大きかったか
が分かる。弁護士たちの尻に火がついたことは言うまでもない。
そこで弁護団は、ICレコーダーの製造元であるソニーにデータ解析を依頼
したというのだ。その結果、「編集が行われた形跡を確認することはできま
せんでした」との報告があったといい、「改ざんがなかったことは科学的に
証明されている」と主張して、矢野に対する新たな二つの提訴に
及ぶのである。
柳原滋雄のブログに当時の記事が残っている。
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2009/06/28(Sun)
次は「矢野絢也」が真実性の立証へ 公明OB3氏が新たに提訴
昨日付の公明新聞によると、元公明党国会議員の大川清幸、伏木和雄、
黒柳明の3氏は26日、矢野絢也が講談社から発行した著作『闇の流れ
矢野絢也メモ』『黒い手帖』について、虚偽事実を記載したことによる
名誉棄損で提訴した。さらに『新潮45』(6月号)に掲載された同様
の記事についても、矢野を提訴した。
いずれもOB3氏が矢野と自宅で懇談した際に録音したICレコーダ
について、矢野が自著のなかで「音声データは改ざんされたもの」と書
き、OBらは「虚偽であることは明白」と争っているもの。
すでに先行してきたOB3氏提訴の民事裁判では、1審判決では「本
件音声データには編集改ざんがあるとは認められない」と証拠価値を認
めたものの、2審では確たる科学的な裏づけもなく、「本件音声データ
について録音後に編集改ざんが行われなかったと断定することはできな
い」「その後に削除等の加工を施されたものと認められる」などと認定
していた。
OB3氏はICレコーダーの製造元であるソニーにデータ解析を依頼
したところ、「編集が行われた形跡を確認することはできませんでした」
との報告を受けており、改ざんがなかったことは科学的に証明されてい
ると主張している。
日本の名誉棄損裁判では被告側が立証義務を負うため、OB3氏がこ
のほど矢野書籍の該当箇所を提訴したことで、今度は矢野本人がその真
実性を立証する義務を負うことになる。つまり、「音声データは改ざん
された」という従来の矢野側の主張について、今度は自ら具体的に立証
する「責任」が生まれたことになる。
http://www.komei.or.jp/news/2009/0627/14929.html
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