さて
イコノスによって世界遺産登録の勧告がなされた伊豆の国市にある「韮山反射炉」へ行ってきたので、それについて語るとしよう。
正確には、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つに挙げられたということで、GW中にニュース報道されたのだが、報道の直後は混みあうだろうと考え、ほとぼりのさめた今になって訪問した次第。
韮山反射炉へのアクセス
静岡市内からは車で1時間半ほど。新東名高速の長泉沼津IC(東名高速の場合は沼津IC)から伊豆縦貫道に乗り換え。江間ICで下りてからは15分ほど。
伊豆の国市のサイトにアクセス地図が載っていたのだが、それを事前に見ておいて良かった。というのは、自分の車のカーナビは3年前のデータになっていて、伊豆縦貫道のデータがなく、途中は道なき道の中をずっと走っている状態だった。
反射炉の周囲には市営の無料駐車場が多数あり、自分が着いたのは10時半頃だったけど苦もなく駐車できた。
反射炉の歴史
受付の建物で100円の入場料を支払い。3分ほどの反射炉の説明ビデオを見た。
韮山反射炉自体は、韮山の代官であった江川英龍が鉄砲を鋳造するために建設したもの。1853年に下田で築造を開始したが、敷地内にペリー艦隊の水兵が侵入する事件が起きたため、韮山に建設地を変更した。途中英龍が死去すると息子の江川英敏がその後を継ぎ、1857年に完成したとのこと。だが、実際にこの反射炉が使われていたのは、1864年までのわずか7年ほどだったとのことだ。
韮山反射炉の混雑具合は
この日は土曜日だったが、正直さほど混んではおらず。というのも、反射炉の見学自体はどう頑張っても30分以上は滞在できないほどあっさりしたもので。
炉自体も想像したほどの大きさがなくて周りを歩いて回るだけなら1分もかからない。ボランティアガイドさんのお話を目一杯聞いても30分くらいだと思う。
お陰でストレス無く見学が出来てそれは良かった。
韮山反射炉写真
以下は、韮山反射炉で撮った写真。久しぶりにGR digitalを持ち出して撮ったけど、ちょっとアンダー気味だったかも。曇りだったせいもあるか。
反射炉ビヤ
韮山反射炉の見学があっという間に終わってしまったので、隣にある蔵屋鳴沢で反射炉ビヤと言う名の地ビールを購入した。
伊豆韮山 反射炉ビヤ 頼朝
帰ってきてから飲んだけど、美味しかったよ。
まとめ
韮山反射炉自体は正直あっという間に見学が終わってしまうので、見学時間の見積もりとしては30分も見ておけば充分。遠方から観光に来られる方は、他の観光地と組み合わせて計画を立てるとよいと思う。
では
勝海舟が絶賛し、福沢諭吉も憧れた 幕末の知られざる巨人 江川英龍 (角川SSC新書)
- 作者: 江川文庫/橋本敬之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川マガジンズ
- 発売日: 2014/01/10
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
勝海舟が絶賛し、福沢諭吉も憧れた 幕末の知られざる巨人 江川英龍 (角川SSC新書)
- 作者: 江川文庫/橋本敬之
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川マガジンズ
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL IV 175720
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2011/10/20
- メディア: Camera
- 購入: 2人 クリック: 252回
- この商品を含むブログ (40件) を見る