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著名投資家ソロス氏が懸念、「中国経済悪化なら第3次世界大戦勃発も」

FOCUS-ASIA.COM 5月24日(日)8時40分配信

米著名投資家のジョージ・ソロス氏は19日、世界銀行のブレトンウッズ会議で、「中国の経済状態が悪化すれば、第3次世界大戦が勃発する恐れもある」と述べ、懸念を示した。経済情報メディア、マーケット・ウォッチの報道として、中国サイト・観察者網が21日伝えた。

報道によると、ソロス氏は「中国が輸出主導の経済から内需主導の経済への転換に失敗すれば、中国の指導者は外部との衝突を起こして国内を団結させ、政権掌握を続けようとするだろう。さらに中国と日本など米国の同盟国の間で軍事衝突が起きると、第3次世界大戦が勃発する恐れがある」と語った。

同氏はこうした事態を避けるための手段として、「米国が大きく譲歩し、国際通貨基金(IMF)のSDR(特別引き出し権)構成通貨に人民元を採用することを認めるべきだ」と主張した。

(編集翻訳 恩田有紀)

最終更新:5月24日(日)8時40分

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