2015年05月24日 更新

男なら1つは部屋に置きたい!TRUCKの極上家具

大阪に構える唯一無二の家具屋

山崎まさよしや蒼井ゆうといった有名な俳優、アーティストたちが愛用し、そして全国・海外からの来客が後を立たないTRUCK。そのTRUCKはまず、東京にはない。大阪の、しかもやや中心街から離れた清水駅から徒歩10分弱のところにある、決してアクセスが良いとは言えない閑静な立地にある。このTRUCKが何故ここまで著名人や海外の人々の心を突き動かし、魅了するのか?

TRUCKの略歴を簡単にここでまとめておく。
1997年、夫婦である黄瀬徳彦氏と唐津裕美氏で「TRUCK」をオープン。後にはその裏手に工場兼ショップの「AREA2」もオープンしており、20年近く経過した今も、その唯一無二の家具を求めて全国・海外から熱烈なファンが足を運んで来る。
個人名を出した通り、ここまで有名になったTRUCKは何も大きな企業の事業の1つ、というわけではない。公私共にパートナーである2人が立ち上げ今も運営している。東京はもちろん他のインテリアショップや百貨店等に商品を卸すことは一切せずに、この店舗という空間にある家具たち、そこで紡がれるストーリーを大事にしこれまで営業してきたという。

”普通”を作ってきた

家具作りにおける考えを黄瀬徳彦氏はインタビューでこのようにこたえている。

「実用的なもの、道具っぽいものが僕は好きなんです。いかにもデザインされたようなものとか、奇をてらったようなものとか、そういうデザインのためのデザインが、あまり好きではない。それよりも、実用性から勝手に生まれてきたような形がいいですね。普通に気持ち良く使えて、どんどん使っているうちに馴染んできて、気が付くと雰囲気が良くなっていて「あ、なんかいい感じになってきたな」と思えるようなもの。そういうものを作りたいと思ってます。ホント、普通のものなんですよ」

引用: web趣住│住まいと暮らしを彩るローズメイトニュース

黄瀬氏の言う通り、TRUCKの家具からは、商業的な匂いを感じることはできない。見せるための家具、デザインのためのデザイン、科学的に立証された最適解。そういったものは一切排除されているように思える。
家具とは生活そのものだ。だから、家具単体で売り場に出ることはある意味無為であり、人の生活の一部であるがゆえ、実際に人が触れ、座り、その感覚を大事にしながら改良を重ねていく。それが家具の作り手として常に頭に入れておくべきこと。そういった哲学がTRUCKという店舗、そしてそこにある家具一品一品から感じられる。

人の生活の一部という考えは、以下のインタビューからも垣間見ることができる。

……お客さんに提案したいことは何かありますか? 「提案は…あまりしたくないです。でも、ひとつ言うとしたら、どんどん使ってくださいってことですね。例えばテーブルでも、厚化粧のような塗装はせずに木の素材感を生かしてるんです。だから濡れたコップをしばらく置いていたら、染みができるかもしれない。でも、それでええやん、と。汚れも最初のひとつは気になるかもしれないけど、どんどん増えていけば気にならなくなってきます。僕なんかテーブルの上でお好み焼きを焼いて油が飛び散っても「これも一種のオイルフィニッシュや!」って、伸ばして終わりですよ(笑)。それくらいの気持ちで使ってもらいたいですね」

引用: web趣住│住まいと暮らしを彩るローズメイトニュース

代表作のSOFA FK

さて、TRUCKの代表作として名高いSOFA FK。FKの由来は「for ケンタロウ」、料理研究家のケンタロウのために作ったものと言われている。ここからも商業的な家具ではなく、人の生活のための家具、という考え方が感じられる。そしてこのSOFA FK、実際に座ってみるとなるほど代表作と言われる所以も納得がいく。座り込んだ時の包まれるような感覚、そしてずっとこうしていたいと思うノンストレスなフィット感。それでいて、人は生活している限り必ず立ち歩かなければいけないわけだが、名残惜しくソファから立ち上がった時の軽やかさ、足腰への負担はほとんど感じられない。この感覚に辿り着くのには、デザインのためのデザイン、科学的なものから作り上げたソファでは不可能だ。人が肌と身体で感じるものだけを頼りに改良を重ねたことがうかがえる。

こういったこだわり、家具として本来あるべき姿を追求したからこそ生まれる家具たちが、多くの人を魅了しているのではないだろうか。

僕らの生活を彩る極上の家具たち

ここからは、そんなTRUCKの家具の中でも、特に共に過ごしたくなる極上の家具たちをピックアップ。
生活を共にする家具なわけなので好みは人それぞれ、自身のライフスタイルや感性に任せ自分に合った家具を見つけ出してほしい。

待つ時間も惜しまず、生活作りをイメージしておこう

TRUCKは展示されている商品をそのまま購入することはできない。これらはあくまで空間を構成する、生活を構築するものとして置かれており、完全受注生産だ。実際にこの魅力的な家具たちを目の当たりにし、最大まで高揚した気分で購入に至るケースが大半だと思うが、その後自身の手元にその愛する家具がやってくるのは数ヶ月先だったりする。とてもじらされている感に陥ることもあるかもしれないが、TRUCKの持つ哲学を理解していれば十分に腹落ちするものだろう。むしろ、自分のために作られた家具がやってくる、と感じられれば待つ時間すら愛おしく思えるはず。
自分の生活に仲間入りしてくれる相棒の到着を待ちながら、どんな生活をそいつと送ろうか。そんな夢ある生活をイメージしながら、やってくるのを待とう。

TRUCK 公式サイトで自分好みを早速チェック

極上の家具に囲まれた後は、極上の食事の時間をーカフェ birdー

TRUCKの向かいにはTRUCKの家具を使用したカフェが併設されている。ここのカフェのフードメニューがまた抜群に美味い。途中ご紹介したFK SOFAの由来でもあるケンタロウ氏がフードをプロデュースしているとか。なるほど、であればこの美味しさにも納得がいく。こちらも順番待ちが出るほどの人気ぶりで、日々賑わっている。

なんというか、本当にずるいのだ。
”ずるい”と言っているのは、決して憎いのではなく、憧れに似た愛おしさ、そして、その哲学・生き様・そこから生まれる家具たちに対して心の底からカッコいいと思える、そういうことなのだ。大阪にはここに行くだけでも十分価値があるほどの空間と家具と、そしてフードたち。是非大人の男として、1度足を運んでほしい。とはいっても、1度足を運んでしまうと、何度も通うことになるのであるが。

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編集部 羽田裕明 編集部 羽田裕明

大人をもっと楽しむ情報、自身を磨く情報を日々発信します。

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