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『アタック25』を見に行ってみる



2011年5月16日に司会の児玉清さんが永眠されました。
ここに、謹んで御冥福をお祈りいたします。



『アタック25』は1975年放送開始のテレビ番組ですが、
大阪にある朝日放送のスタジオで収録される。
かつては観覧希望者の募集もしていたが、現在では行われておらず、以下の2つの方法が基本である。

1) 観客の大半はエキストラの人なので、何らかのルートでその中に加えてもらう。
2) 残りの観客は出場者の知人なので、出場しそうな人と知り合いになる。
番外) 修学旅行等で朝日放送を見学する日に収録があると見せてもらえる。

まず、1) なのですが、とても限られたルートだそうで、とても困難だそうです。
番外) は、実際に2003年12月14日放送分で1度だけありましたが、そう簡単なことでありません。
ということで、2) が最も可能性の高い方法であり、実際に私が観覧したのもこの方法である。

『アタック25』の収録は原則として隔週木曜日に2本録りである。
※ただし、1本毎に観客を入れ替える。
年末年始等の場合には3本録りも行われることがある。

実際に行ってみた。

2002年6月20日木曜日、午後2時過ぎに大阪駅前で待ち合わせをして、路線バスで朝日放送まで移動。
放送局の玄関前には担当者が待っており、出場者の氏名と応援者の人数を照らし合わせて入館証を渡してくれる。
今回の入館証は紙でできたものであり、収録時以外は胸ポケットなどに入れておくように指示される。
ちなみに朝日放送内に入るのはこの時で4回目である。
『日産ミュージックギャラリー ポップ対歌謡曲』(オープンスペースなので入館証なし)、
『誠のサイキック青年団 新春サイキックミーティング』(小さなカードに番号を書いたものが入館証代わり)
『アタック25』高校生大会予選会(バッジ型のプラスチック製入館証)
さて、局内に入り、階段を上り、2階へ。
ラジオ制作部の見えるところに待合所がある。
ここで1本目の収録終了までしばし待つことになる。

しばらくして、1本目の関係者が出てきた。
そして、スタジオ内に誘導される。
観客席で応援者の座る位置はあらかじめ決められており、その指定されたところに座る。
そしてエキストラの観客を入れていく。
そうこうしている間に、解答者も入ってきて準備が整っていく。
ここで、正解した時に応援者を撮影するためのカメラテストが行われる。
そう、正解した時に映っているのが、その解答者の応援者というわけである。
司会の児玉清さんも入ってきてリハーサルが行われる。
声の大きさやパネルの取り方、拍手など様々なリハーサルを行っていく。

収録がスタートする。
オープニングからノンストップで映像問題、読み上げ問題と忙しく進行していく。
オープニングの後に、いったん中断してもよさそうなものであるが、流れが途切れるのを嫌うせいかそのまま進行するのである。
※オープニングの時には解答者側にカメラが1台設置され、出題者の沢木さんを撮影する。
つまり、映像問題中にカメラは忙しく移動しないといけない。

(当時の)最初のCMのタイミング(=スポンサー表示)まで撮影が進み、そこで一旦中断するが、30秒ほどするとすぐに収録再開となる。
とにかく流れを途切れさせたくないのであろう。
こうしてアタックチャンスのところまで収録が行われるが、そこで長めの休憩となる。
ここで、有名な『児玉飴』が出場者と応援者に配られる。
※現在は出場者にのみ配られるらしい。
アタックチャンスの狙い目等をレクチャーした後、収録再開である。
その後も収録は進み、赤の席の人の優勝でゲームセットとなった。
ちなみに応援していたのは緑の席でしたので、お土産のカーペットが・・・・今はもらえませんが。
※かなり昔には優勝者の応援者にも当時のスポンサーの東リの製品がプレゼントされたりしていた。
ここで再び収録は中断して、最後のフィルム問題の準備が行われる。

収録が再開され、優勝者と児玉さんの会話の後、フィルム問題のジャンルが発表される。
「今日は、ある人物を答えていただきます」
現在の放送では、パネルが開いた時点でCMに入るが、収録ではそのままノンストップである。
約20秒のVTRが流れ、最後はその人物のアップ。

こっちは、今にも1文字目の「い」の文字が出てきそうな状態であるが、結局解答者は答えることができなかった。
正解は井筒和幸。『タモリ倶楽部』とかを伊達には見ていませんから。(爆)

これで収録は終了であるが、後は児玉さんと沢木さんと一緒に記念撮影をしてスタジオを出る。
下の玄関ロビーで出場者をしばし待つ。
一方、出場者は賞金・出演料・交通費と持って帰ることのできる賞品(お食事券を除く)を貰う。
あとは合流して打ち上げへと向かうわけである。
当然、賞金は打ち上げの資金と消えるものである。(笑)

OAを見て:どこがカットされたのかわからないくらいに上手に編集してありました。
問題ごとカットされたものもありましたが。

 

実際に行ってみた。 その2

2004年1月8日木曜日、午後4時過ぎに朝日放送前で待ち合わせをする。
放送局の玄関前には担当者が待っており、出場者の氏名と応援者の人数を照らし合わせて入館証を渡してくれる。
今回の入館証はシール式になっており、衣服のテレビに映らない部分に貼るように指示される。
さて、局内に入り、階段を上り、2階へ。
ラジオ制作部の見えるところにやっぱり待合所がある。
ここで2本目の収録終了までしばし待つことになる。
実はこの日は年末年始の関係で3本録りとなっており、若干時間が押しているようである。

待っている応援者の中に、超巨漢な人物が一人、携帯でメールを打っている。
その隣にはスキンヘッドにヒゲ、そしてやせた人が。
よくよく見てみれば、安田大サーカスである。

おそらく、『ABC新人お笑いグランプリ』の打ち合わせでもあるのだろうか、『アタック25』の応援者と一緒に待っている。

しばらくして、2本目の関係者が出てきた。
そして、スタジオ内に誘導される。

(中略)

こうしてアタックチャンスのところまで収録が行われ・・・・たらよかったのであるが、

「問題がなくなったので中断します」

そう、今回はクイズ関係者ばかりの戦いなので問題をとても消費しているのである。

問題を補充し収録を再開する。

そして2問でアタックチャンスとなる。今回は直前に問題補充のために休憩を取っているので簡単に休憩を取る。
ここで、有名な『児玉飴』が出場者にのみ配られる。そう、応援者には配られなくなったのである。
アタックチャンスの狙い目等をレクチャーした後、収録再開である。
その後も収録は進み、

♪キ〜ンコ〜ン カ〜ンコ〜ン

そう、滅多に鳴らないウェストミンスターの鐘が鳴っちゃった。

青の席の人の優勝でゲームセットとなった。
ここで再び収録は中断して、最後のフィルム問題の準備が行われる。

収録が再開され、優勝者と児玉さんの会話の後、フィルム問題のジャンルが発表される。
「今日は、ある人物を答えていただきます」
現在の放送では、パネルが開いた時点でCMに入るが、収録ではそのままノンストップである。
約20秒のVTRが流れ、最後はその人物のアップ。

こっちは、今にも1文字目の「み」の文字が出てきそうな状態であるが、結局解答者は答えることができなかった。
正解は三浦雄一郎。本人曰く、お父さんの三浦敬三さんの名前は頭に出てきていたそうだが。

これで収録は終了であるが、今回は記念撮影もなくスタジオを出る。
そして下の玄関ロビーで出場者をしばし待つ。
一方、出場者は賞金・出演料・交通費と持って帰ることのできる賞品(お食事券を除く)を貰う。
あとは合流して打ち上げへと向かうわけである。
当然、賞金は打ち上げの資金と消えるものである。(笑)


実際に行ってみた。 その3

2011年2月3日木曜日、午後3時過ぎに大淀から中之島に移転した朝日放送前で待ち合わせをする。
前回から約7年の歳月を経ており、初めての新社屋収録での応援となった。
玄関前に担当者が出て来て、出場者の氏名と応援者の人数を照らし合わせて入館証を渡してくれた。
今回の入館証もデザインが変更されたもののシール式であり、衣服のテレビに映らない部分に貼るように指示された。
さて、局内に入り、警備ゲートを通り1階奥へ。
旧社屋と異なり待合所がなく、通用口前で待たされた。

少ししてスタジオ内に誘導される。

(中略)

こうしてアタックチャンスのところまで収録が行われ・・・・たらよかったのであるが、
今回も…

「問題がなくなったので中断します」

そう、今回も最近のこの番組の出演者選考にしては珍しく、クイズ関係者が混ざっているので問題をとても消費しているのである。
赤の席は現役のクイズ屋さんですが、白の席の人も能勢一幸さんの著書によれば『第15回アメリカ横断ウルトラクイズ』で少なくともグアムまで行かれている立命OBだそうです。

問題を補充し収録を再開する。

そして2問でアタックチャンスとなる。今回は直前に問題補充のために休憩を取っているので簡単に休憩を取る。
ここで、有名な『児玉飴』が出場者にのみ配られる。そう、応援者には配られなくなったのである。
かつてはこのタイミングで堤章三さんがアタックチャンスの狙い目等をレクチャーしていたが、引退後はそういうこともなく、しばらく休憩して収録再開である。
その後も収録は進み、

青の席の人の優勝でゲームセットとなった。
ここで再び収録は中断して、最後のフィルム問題の準備が行われる。

今回は問題の準備にかなりの時間を要している様子でありかなり待たされた。

…うーん? 難問にでも差し替えてるのかなぁ?
(※「フィルムクイズの開始まで長時間待たされる場合は難問に差し替えられる」という噂があります)

収録が再開され、優勝者と児玉さんの会話の後、フィルム問題のジャンルが発表される。
「今日は、ある人物を答えていただきます」
約20秒のVTRが流れ、最後はその人物のアップ。

解答者も観客席もほぼ全員が

「この人誰やねん?」

という状態。
(※結局、緑の席の解答者1人だけが分かっていたらしいです)

なお、正解は福岡伸一さんという学者の人らしいです。

これで収録は終了となり、今回は記念撮影をしてスタジオを出た。
並び位置のおかげで児玉さんと並んで「アタックチャンス」の格好をした写真を撮影することができた。ら、ら、らっきぃ♪
そして玄関前で出場者をしばし待つ。
一方、出場者は賞金・出演料・交通費と持って帰ることのできる賞品を貰う。
あとは合流して打ち上げへと向かうわけである。
当然、賞金は打ち上げの資金へと……今回は消えませんでした。(笑)


実際に行ってみた。 その4

前回の収録参加から半年も経っていないのだが、またもや朝日放送前で待ち合わせをする。
初めての二代目司会者浦川アナバージョンでの応援となった。
玄関前に担当者が出て来て、出場者の氏名と応援者の人数を照らし合わせて入館証を渡してくれた。
今回の入館証は透明なスタンプ式となっており、スタッフの持っているリーダーで応援者か否かが確認出来るものとなっていた。
さて、局内に入り、警備ゲートを通り1階奥へ。
前回応援時には待合所がなかったが、毎回収録時に応援者を待たせるのはよくないと気付いたのか、簡易な待合所が出来ていた。

少ししてスタジオ内に誘導される。
一番驚いたのは、今回の収録からセットをフルリニューアルしていたことである。
そして、観客席の後方上部(←青の席の)には、見覚えのあるマークとロゴが。以前は東リのロゴがあった場所なのだが……

リハーサルを終えて、ついに本番がスタート。

「こんにちは。ジャパネットたかたパネルクイズアタック25、司会のABCアナウンサー浦川泰幸です」

なんと、ジャパネットたかたが冠スポンサーとなったのである。

(中略)

他の色が獲得したパネルをおいしく全て白が効率よく変えていき、
白の席の人の番組史上13人目のパーフェクト達成でゲームセットとなった。
今まで3回ほど後の席で応援をしてきたけれど、4回目でこういう瞬間に立ち会う事ができて幸せである。
しかも、パーフェクト賞が今回から増額されたとのことで、何と200万円となったのだ(驚)

ここで再び収録は中断して、最後のフィルム問題の準備が行われる。

「パーフェクトなのだから激辛問題でも用意するだろう」と思ったのだが、あっさり準備が終わった。

…あれれ???

収録が再開され、優勝者と浦川アナの会話の後、フィルム問題のジャンルが発表される。
「今日は、ある都市を答えていただきます」
約20秒のVTRが流れ、最後はあるお城のアップ。

はっきり言って大サービス問題だったわけで、

「岡山市!」

と、大正解。旅行獲得の瞬間を初めて目の当たりにすることができました。

これで収録は終了となり、今回も記念撮影をしてスタジオを出た。
そして玄関前で今日のヒロインである出場者をしばし待つ。
一方、出場者は賞金・出演料・交通費と持って帰ることのできる賞品を貰う。
あとは合流して打ち上げへと向かうわけである。
当然、賞金は打ち上げの資金へと消えましたとさ。
「パーフェクトを獲得したら全員におごる」とか言ったばっかりに…(笑)



4回目については事実らしく書き流してあるが、実のところ全て妄想的の文字であるから、見る人はその心で読まれん事を希望する。
収録の展開に関して時々戯曲的に面白そうな事柄を撰んで綴り込んで見たが、甘く行かんので所々不自然の痕迹が見えるのはやむをえない。

【現代語的意訳】
……と、もっともらしく書いたのだが、これは妄想の賜物である。
知人が出場することは事実であるが、そもそも今回は応援に行けないし、それどころかまだ収録前なので、かような結果になるかどうなんて一切わからない訳である。
ただ、せっかくであるからかような結果にならん事を希望する限りである。


という、『倫敦塔』(夏目漱石)のオチを使用してみました(笑)


【注意】
ですので、1〜3回目は事実に基づいて執筆しておりますが、4回目はフィクションです。
ジャパネットたかたさんが冠スポンサーになった事実も、パーフェクト賞の賞金が200万円に増額されたという事実も今のところはありませんので念のため。





そして、

実際に行ってみた。 その4
(本物バージョン)

2011年10月27日木曜日、午後3時過ぎに朝日放送前で待ち合わせをする。
放送局の玄関前には担当者が待っており、出場者の氏名と応援者の人数を照らし合わせて入館証と記念品のボールペンを渡してくれる。
今回の入館証もシール式であり、衣服のテレビに映らない部分に貼るように指示される。
さて、局内に入り、警備ゲートを通り1階奥へ。
そのままスタジオへと誘導された。
スタジオに入ってすぐ右側には、初代司会者の故児玉清さんの遺影が掲げられていた。

(中略)

こうしてアタックチャンスのところまで収録が行われ・・・・たらよかったのであるが、

「問題がなくなったので中断します」

そう、今回もクイズ関係者ばかり………ではなかったのに問題をとても消費してしまったのである。

実際には赤の席だけがクイズ関係者であり、2004年の2月に出場して優勝した経験を持っている(旅行は獲得できず)のだが、
そのことについて、番組スタッフが幾度となく他の出場者に話してしまったために、早押しのタイミングが前のめり気味になってしまったのではないかと思われます。

問題をとりあえず5問だけ補充し収録を再開。
ところが、その5問もすぐに使い果たし再度中断してしまった。

再度、問題を補充して収録を再開。
そして、2問でアタックチャンスとなる。
今回は直前に問題補充のために休憩を取っていたが、それでも長めに休憩を取った。
おそらく、粗編集をして、あと何問分収録できるか確認しているのではないかと推測された。
ここで、有名な『児玉飴 改め 加藤飴』がスタッフと出場者にのみ配られる。
アタックチャンスの狙い目等をレクチャーすることもなく収録再開である。
その後も収録は進み、

♪キ〜ンコ〜ン カ〜ンコ〜ン

あーあ、またウェストミンスターの鐘が鳴っちゃった。

赤の席の人の優勝でゲームセットとなった。
ここで再び収録は中断して、最後のフィルム問題の準備が行われる。

収録が再開され、優勝者と浦川アナの会話の後、フィルム問題のジャンルが発表される。
「今日は、ある人物を答えていただきます」
約20秒のVTRが流れ、最後はその人物のアップ。

正解は鴻上尚史。
解答者は学生時代に演劇部だったせいもあり、難なく正解しました。

これで収録は終了。記念撮影をしてスタジオを出る。
今回も並び位置の関係で、浦川アナと並んで「アタックチャンス」の格好をしました。
そして玄関ロビーで出場者をしばし待つ。
一方、出場者は賞金・出演料・交通費・旅行の案内書と持って帰ることのできる賞品・花束を貰う。
電子辞書は浦川アナのアナウンス通り、3台も貰えるようだ。
そして、花束は造花ではなく生花であった。
あとは合流して打ち上げへと向かうわけである。
当然、賞金は打ち上げの資金と消えてしま……っては非常に申し訳ないので常識的な範囲でご負担いただきました。(笑)


※余談ですが、時系列としては「その3」と「その4(妄想)」の間に、もう1人知人が出場していたりしまして、
実は、今年は4人も知人が出場しているんですね、これが。
ちなみに、その彼は12月放送のチャンピオン大会に出場することが決定しているわけで…………



実際に行ってみた。 その5
近日公開!!
(予定)

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