今日は朝、8:00頃座間市の自宅アパートを出る。最寄の小田急相模原駅から各停、急行を乗り継ぎ、新宿。山手線で日暮里。十字式の日暮里会場で施術を受ける。まだ左ひざは完治しない。まだ時間はあるので、日暮里のタリーズに寄り、アイスコーヒーを飲みながら、読書。

11:00になり、山手線で目白。学習院大学キャンパスに入る。史料館講座の参加目的。よく利用するお弁当を、今回はソースカツ丼弁当とマーボー丼弁当。2個とも全部食べる。今日は、理学部のほうでも、木下是雄先生一周忌記念講演会「『物理・山・ことば』を考える」が開催される。史料館講座とほぼ同じような時間の開催でどちらに行こうか迷った。木下是雄さんというと、僕が学習院大学入学のときの学長。入学式のときしか見かていない気がする。入学式のときのことももうあまり覚えていない。

ついでに卒業のときの学長は、安田元久さんで、この方ももうお亡くなりになったそうだけれど、卒業式の日しか見ていない。でも卒業式のときのことは、入学式のときに比べれば、もう少し覚えている。要するに大学時代学長を見たのは入学式と卒業式の2回。学習院院歌を聞いたのもその2回だけだった。かなり迷ったけれど、結局史料館講座に行くことにした。13:30を回り、会場の学習院創立百周年記念会館正堂に向う。

  1.2010年6月14日こ
  2.2011年6月5日
  3.2011年10月15日
  4.2011年11月26日こあ
  5.2012年5月26日
  6.2012年9月15日こ
  7.2012年11月24日こ
  8.2013年6月22日こ
  9.2013年10月19日
 10.2013年11月23日
 11.2014年5月10日こ
 12.2014年11月22日

これまで参加の史料館講座。今回で13回目。「こ」は皇太子殿下ご臨席、「あ」は彬子さまの講座。2010年6月以降ほとんど史料館講座には参加しているけれど、不参加が2回ある。会場に入り、受付を済ませる。男性の方が、「上田先生」と呼ばれている。あの人が今度史料館長になった上田隆穂さんか。書籍売り場の人の「本郷」という冊子を渡される。正堂に入る。

僕の席は、ステージから見て右より、前後でいうと中ほど。通路寄りで「こ6」という席。蜂須賀などと余計なことを考えつつ、座る。参加者は、200名ほどか。今回は、皇太子殿下がご臨席。2階最前列中央。いつもの講座のときより、2階の参加者が多いと思っていたけれど、皇太子殿下のご臨席を知っていたんでしょうか。

史料館講座が始まる。司会は、史料館助教の柳沢えり子さん。もしかすると字が違うかもしれない。史料館助教も交代になったのか。鎌田さんは転出なんでしょうか。柳沢さんは初めて見る。史料館長の上田さんの挨拶。今日の講師は、五味聖さん(宮内庁三の丸尚蔵館 主任研究官)。演題は、「近代の皇室とボンボニエール―三の丸尚蔵館の収蔵品を中心に―」。

三の丸尚蔵館は、僕もときどき展示を観に行く。五味聖さんの名前を見て、何となく中年か初老の男性のつもりでいた。五味聖という名は、「ごみひかる」と読むそうだ。まだ若い女性のようだ。声も若い印象。実際何歳くらいだろうか、などと考えてしまった。見た感じや声が若いだけで、実際には結構年齢が高いのかしら。実際にもかなり若いのかしら。

ボンボニエールは、皇室などで宮中饗宴や外国賓客の接遇などで、記念品として配られた菓子入れ。意匠的に凝った小さな工芸品。現在学習院大学の史料館展示室で幾つか展示されている。僕は4月最初の頃に見た。三の丸尚蔵館でも幾つか展示されていた。

ざっとレジメから書くと。「ボンボニエールの名称。皇室のボンボニエールの特徴。お菓子は、五色の金平糖。ボンボニエールの始まり。引き出物としての伝統。海外で人気を誇った工芸品。江戸時代以来の細工物の伝統―ミニチュアをいつくしむ。明治21年(1888)明治宮殿の竣工。三の丸尚蔵館の収蔵品について。旧秩父宮家と旧高松宮家の御遺贈品から、合わせて410点あまり。時代区分ごとに主な作例を紹介。明治期、大正期、昭和前期(昭和10年代まで)。ボンボニエールの様々なあり方。予備品。どのようにつくられたのか 刻印にみる制作者とその技術。おわりに―皇室のボンボニエールの意義。贈るこころ。優れた工芸技術。近代皇室が歩まれた道。

公演終了。会場を出て、西門から退出。目白の日高屋で食事。山手線で新宿。新宿から急行、相模大野で乗り換え各停。小田急相模原着。Odakyu-OXで買い物して帰る。