こうしたディスプレイを利用することで、複数のウィンドウをタイル状に並べて閲覧したり、ブラウザで多くの情報を表示できるようになりました。
しかし、従来の表示モードのまま高解像度表示すると、表示範囲は広いものの、文字が読みにくかったり、UIが小さくて逆に操作しにくいといったことにもなります。
このような状態が不満な場合、OSで表示DPIを変更するなどのカスタムが可能ですが、用途に応じて設定をいちいち変更するのはあまり現実的ではありませんね。
Firefoxに「fxdpi」というアドオンをインストールしておけば、このような高解像度環境でも、表示しているコンテンツとFirefoxのUIをワンタッチでHiDPIモードに切り替えることができるようになります。
アドオンをインストールすると、ツールバーに専用のボタン
このボタンをクリックすると、Firefoxで表示しているコンテンツがHiDPIモードで大きく表示されるようになります。
■デフォルト
■有効後
また、この効果はウェブページだけでなく、FirefoxのUIにも及ぶようになっており、大画面ディスプレイでも操作性を向上させることが可能です。
■デフォルト
■有効後
オプション設定では
■常にHiDPIモードで表示する。
■DPIスケーリングの変更(デフォルトは1.4ですので、好みの数値に変更してみてください。)
ができるようになっています。
高解像度ディスプレイで、ウェブページやFirefoxのUIを大きく表示し、より使いやすくしたいという方は、試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:fxdpi(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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