倉庫の荷造りダンボールの中にずっと眠っていたドラえもんを読んでた。(全巻ではなくちょっと飛び飛びになってた。後で買い足す予定)
面白い。
これは凄いことだ。
たとえば数十年前の名作映画なんて今見たら脚本も撮影も陳腐で大して面白くないのにドラえもんの原作は今読んでも面白い。凄い。
これは恐らくこの作品が設定を出し惜しみしていないからなんだろうな。
道具を出す→使う→使いこなす→調子に乗って失敗する この流れで道具を1話で使い捨てる星新一ばりのスピード感。
今の漫画が大作路線ばかり目指して失いつつある起承転結によるメリハリがここにある。
たとえば最近の4コマ漫画なんて4コマの癖にストーリー性をもたせようとして「起起起転」「承承承転」「承承転結」みたいになってる。
最近の、コマ割は4コマだけど一話が4コマで完結してない、なんのために四コマにしてるか分からないマンガって、そういう積極的な意図でやってるのかね。 ネタをたくさん考えるのが...