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中国は巨大な敵の日本に勝っている!=高速鉄道の輸出競争、「一帯一路」構想が中国を優勢に―中国ネット

Record China 5月21日(木)6時29分配信

2015年5月20日、中国のインターネット上に、「高速鉄道をめぐる日中の争いは中国が優勢」と題するブログが掲載された。その根拠として中国が掲げる一帯一路(新シルクロード)構想を挙げている。

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高速鉄道をめぐる国際競争の中で、日本は中国の前に立ちふさがる巨大な敵だ。戦いは今後さらに激しくなることが予測されるが、中国の高速鉄道は日本に比べ、コストが低く、性能も優れているという強みがある。安全性能については欧州の基準と基本的に一致しており、施工基準は欧州を超える。

日本の重大な弱点となるのが島国という地理上の問題だ。陸路で他の国と結ばれないため、新幹線が他国に乗り入れることが想定できない。しかし中国は違う。中国は国土が広く、多くの国と接している。さまざまな地形を有する中国は線路の建設や運営でも豊富な経験を持っているため、諸外国が抱える建設上の問題に対応できるはずだ。さらに中国の掲げる一帯一路構想は中国の高速鉄道輸出を後押ししている。

中国とタイは鉄道事業で契約を交わし、インドとも同事業での提携領域などについて合意した。中国とパキスタンを結ぶ「中巴経済回廊」や中国、インド、バングラデシュ、ミャンマーを結ぶ経済回廊についても計画が進められており、それぞれをつなぐ鉄道網の形成も具体化していくだろう。

これまで平和的発展の道を堅持してきた中国には他国を侵略した歴史はない。一方、日本にはアジア諸国に甚大な被害を与えた過去があり、これまで誠意ある謝罪を行ってこなかった。もちろん、日本の新幹線が過去50年間、問題を起こさなかったという点は見習う必要があり、世界に鉄道を輸出する上で「安全」は最大の宣伝文句となる。(翻訳・編集/野谷)

最終更新:5月21日(木)6時29分

Record China